気持ち・精神論

むやみに文句を言うと『避難勧告』の基準が変わってしまう

141003-20

台風が通り過ぎ青空が広がると、何事も無かったようにさえ感じてしまいます。
それでも確実に被害はあり、年々台風上陸の期間は広がっていて、なんだかんだ年末まで続くようにさえ思えるのです。

今回の台風で感じたのが、避難勧告の多さです。

ところで『避難勧告って何っ?』と思ったのでヤホーで調べてみました。

避難勧告

避難指示(強) : 被害の危険が切迫したときに発せられる。拘束力が強い。
避難勧告(中) : 居住者に立ち退きを勧め促す。強制力はない。
避難準備情報(弱) : 上記に備え避難の準備を呼びかける。

今回は避難勧告が多かったので(中)レベル。
ただそのタイミングは、正に上空に台風がある時でした。

140910-7

『今避難したら危ないでしょ?』とも思いましたが、出さないと実際に被害があった場合、後から色々と叩かれるんですよね。

『なぜ避難勧告は発令されなかったのか? 行政は何をしていたのか?』となるわけで、かと言って早く出し過ぎて被害がなかった場合も誤報として扱われ態勢の見直しとなるんですよね。

難しいですねぇ。
だからまぁ『とりあえず出しておこう』となるわけですね。

文句を言い過ぎると、こういう結果になる。
これって、本末転倒なのではないでしょうか。

先日の噴火も『本当に予測は不可能だったのか?』と何とかして誰かのせいにしようとしていますが、だったら指定火山は入山禁止にすればいいわけですよね。

文句を言うのは簡単ですが、生きるということは自己責任なのだと思います。

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