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ビデオLEDライト:柔軟シートロール型『RX-18TD』レビュー

RX-18TD

室内ビデオ撮影の悩みと言えば、光量不足ではないでしょうか。
それを補おうと直接光にすれば、影に悩まされる訳です。
また、現場によってはスペースを意識する必要もあるでしょう。

今回は、柔軟シートロールタイプのLEDライトを紹介致します。

20200809:追記
丸めての収納を繰り返していたら、通電しないLEDが出て来ました。
現在では、広げたままで使用しています。

貼ったり丸めたり自由自在

RX-18TD

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今までは、LEDパネルライトを複数台使用していました。
ライティングはフットライトを含めると、なかなかの囲み具合でした。

そこで、シートロール型の『RX-18TD』を導入したのですが、これが効果覿面。


かなり、セッティングが楽になりました。

とにかく明るい

まず、第一に上げたいのが光量の強さです。
それでいて硬くはないので、直接光で使うとしても、ケント紙を被せればOK。
見事な拡散光となり、気を使わず撮影に集中出来ます。

また、レフや壁にバウンスしても十分な周り具合を演出してくれます。
今後、台数を増やす予定なので、今まで悩みのタネであった『ラーメンコードの絡み具合』から解消されそうです。

狭いスペースでも使える

シートタイプで曲げられるので、養生テープなどで貼り付け可能です。
テレビ局は、車内ロケなどに使ってるんじゃないでしょうかね。

また、円筒にもなるので、全方向に光を回すことが出来ます。
とにかく、アイデア次第で今まで不可能だった課題が解決しそうです。

電源部が重たい

デメリットは、電源部のボックスが大きくて重いことでしょう。勿論、仕組みとして仕方ないとは思いますので、今後これが解消されたら、最強になるはずです。

最近ではファンレスタイプが出るなど進化しているので、小型化は有り得ない話ではないと思われます。

感想

色温度に忠実な現場には不向きかも知れませんが、大体で良ければ最高のアイテムかと思います。サイズが他にもあり、ハニカムグリッドなどの専用アイテムも発売されているので、今後も充実に期待します。

カメラマンの道具って大きくて重たいのに、なかなか世間では認められていない感があるので、こういう思い切った発想の商品は嬉しいです。

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