Final Cut・Motion

Final Cut Pro:新規の『プロジェクト・イベント・ライブラリ』とか『ビデオプロパティー』って何ですか?

雪山の青空

ファイナルカットやiMovieで動画編集を始める際、出てくる言葉が分かり辛くて苦戦することがあります。それで未だに分からなくなるのが『プロジェクト・イベント・ライブラリ』の区分です。

詳しいことには触れませんが、スムーズに編集作業に入れるよう自分へのマニュアルとしての意味も込めて記載致します。

プロジェクト・イベント・ライブラリ

まずは、この部分。
動画を作る時、新規で段階層作をらなければなりません。

これが何なのか、意味が分からないのです。

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ライブラリ

図書館や書斎という意味があり、ここでは1つの箱というニュアンスで、大元の項目となります。

イベント

分割や開発の意味があり、図書館で言えば『図鑑コーナー』という感じです。

プロジェクト

業務自体を指す意味があり、図書館で言えば図鑑コーナーにある一冊の昆虫図鑑そのものを指しています。

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このように新規の場合、プロジェクト・イベント・ライブラリの順番で小さい方から表示されているから、分かり辛かったのかも知れませんね。

ビデオプロパティーについて

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続いてこのような選択場面が現れた時に、困る場合もあるでしょう。
何を選ぶべきなのか、さっぱり分かりません。

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プルダウンを開けてみると、こんな感じになります。

フォーマット(左側)

ホームビデオで撮影し『YouTubeに上げる・MP4にする・DVDに焼く』程度であれば『1080p』を選べば大丈夫です。それで『i』と『p』の違いですが『p』の方が新しく相互性が良いと思って下さい。

解像度(中央)

名前の通り、きめ細かさを示します。しかしそれよりもアスペクト比(縦横比)の方が重要なのです。ブラウン管テレビの時代を生きて来られた方ならば分かると思いますが、薄型液晶テレビは更に横長になりましたよね。比率は『16:9』です。そしてそれと同じなのが『1920 × 1080』なので、これを選べば間違いありません。

レート(右側)

動画とは写真を連続で重ね、動いているように見せる仕組みです。ですから1秒間により多くの枚数を詰め込むと、スムーズに見えるのです。レートとは『1秒間の写真の枚数』です。まず確認して欲しいのが、撮影したビデオカメラの仕様欄にある撮影方式です。現在では『60p』が多いので、動きのある動画はこれを選べば間違いありません。ちなみに映画は『23.98P』なので、雰囲気を出したければこちらを選びましょう。レートは、この2つが主流と言えます。

DVDを意識する

『DVD-Video』は解像度が最大で『720 × 480』です。

これは何かと言うと、どんなに大きなサイズで作っても、DVDに焼くと縮小されてしまうという意味になります。ですから『720 × 480』より上のサイズを指定しておけば間違いなく劣化の少ない映像になるということです。

動画編集は、パソコンビデオカードのスペックに大きく左右されます。そして大き過ぎれば、フリーズリスクが多くなることはご存知かと思います。

ここ最近、撮影機器の解像度はかなりの上昇傾向ですが、実は編集するパソコンが追いついていませんので、ブルーレイなどを作らないのであれば、あまり大きなサイズを作っても意味がないことを知っておく必要があります。

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