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インフルエンザ対策:Amazonで売れてる『加湿器』比べてみました

加湿器

インフルエンザが猛威を振るい、そろそろ下火になったと思った頃、我が家にもウィルスはやって来ました。おそらく、お子様が幼稚園から持ち帰り、隔離中にこっそり見舞ったジイジが感染した模様。

それで『そろそろ、加湿器が欲しいよね』となった訳です。

ちなみに、長くカメラ機材に囲まれて生活している為、湿気に対し食わず嫌いしていた感はありました。しかし、時代と共に防滴技術も上がっている為、スチームにまみれる生活も悪くないと思った次第です。

それで極端ではございますが、立て続けに3台購入したので、それぞれの使用感をお伝え出来たらと思います。

スチーム量はYouTube動画で

加湿器を購入する際、最も気になるのは『スチーム量』だと思います。
それについては、写真だと伝わらないと思いますので動画でご確認下さい。

倒れてもこぼれない『ANKITY』

初めに紹介するのは『ANKITY』です。

サイズ感は、500ccのペットボトル程度で、13cmほど。
タンク容量は、200ccと少なめです。

特徴としては、USB接続が可能なのでパソコン周りで使用可能です。

下側のポートは、加湿器本体への電源入力端子です。
上側のUSBは、加湿器を通したUSB電源です。

分かりやすく言うと、ノートPCなどUSB端子の少ない機器で加湿器を使うと『スマホ充電出来なくなっちゃうじゃん』という方向けへの配慮です。

ネジ込み式のフタを開けると、謎の棒が入っています。少々硬いですが、引き抜くことで外れます。中にはスポンジ状の芯(交換式)があり、アルコールランプのように、水を吸い上げる仕様になっています。

ちょっと面倒な印象があるかも知れませんが、これこそが転倒して水がこぼれない仕組みなのです。また、タンクの底面までしっかり吸い取ってくれるので無駄を感じることはありません。

通常の加湿器は下から給水し上から放出するのですが、これは上で吸い上げ上から放出するタイプです。これにより、小型化と水漏れ防止の利点を叶えています。

吹き出し口は真中の丸で、周辺のポチポチ穴は、LED照明です。

ボタン操作はシンプルそのもの。

一回押し・・・スチーム
長押し・・・LED照明

ボタンは、3回のローテーション。

スチームは『出っぱなし』⇒『間欠』⇒『停止』
LED照明は『オート切替』⇒『定着』⇒『停止』

見解として、自分専用機としては最高のアイテムだと思います。
音は静かで省スペースですから、一つ持っていて損はありません。

寝室やお茶の間に最適『Vacplus』

Vacplus

続いて紹介するのは、プリッと可愛い『Vacplus』です。

デザインはムードランプっぽいですが、実際に加湿しながら光ります。
ただ、寝るには正直明る過ぎるので、インテリア向きでしょうか。
まぁ、ワガママを言うと調光ボリュームがあればと思いました。

ボタンは2つ、その上に4つのランプがあります。

左・・・LED照明
右・・・ミスト

『LED照明』は一回押しで『オート切替照明』で、それ以降は単色切替です。
一周すると『オフ』になり、また途中でも『3秒長押しで消灯』します。

『ミスト』は『左2つが弱』で『右2つが強』運転で、内容は同じです。

一番左・・・4時間『弱』運転でオフ
左2番・・・水が無くなるまで運転

左3番・・・4時間『強』運転でオフ
一番右・・・水が無くなるまで運転

いずれも、水が無くなると自動で止まるので安心です。

ヘッド部下は緩い波型になっており、しっかり合わないと蒸気が出ません。
でも、簡単に外れるので力は要りません。

中フタを外して、水道水を入れます。
お手入れは、かなり簡単ですね。

タンク容器の横に、水分量が記載しれています。
マックス300ccで、寝室で朝まで持ちます。

電源は、コンセントタイプです。
まぁ、USBである必要性は感じませんでした。

使用感は、概ね良好です。

加湿中は、ピチャピチャと水の音がするので、超敏感な方は寝室での利用は避けた方がいいかも知れません。ちなみに私も敏感な方ですが、困らないレベルでした。

軽くて持ち運びもしやすいので、寝室とリビングを行ったり来たりしています。

大容量&超加湿『TaoTronics』

最後に紹介するのは、やや大きめな大容量(3.5L)タイプです。加湿の連続運転は40時間とメーカー表記されているので、家庭に止まらず店舗でも有効です。

LED照明などチャラい機能は無く、とにかく加湿しか出来ない不器用タイプです。

正面のダイアルを2時の方向へひねると、スイッチオンになります。ここから7段階で加湿量を調整しますが、マックスだと、えげつないほど出るので楽しいです。

このマシンは、ジイジバアバ用に買いましたが、なかなか喜んでくれました。
メモリは、3ぐらいが丁度良いです。

吹き台口のキャップを外しても、水を入れることは出来ません。
タンクへの給水は、逆さまにして行うので初めは戸惑いました。

持ち手があるのでタンクを外し、ひっくり返します。

タンク裏のネジ式のキャップを外し、水道水を入れます。
キャップセンターのバネ式のボタンを押すと、水が出る仕組みです。

ちなみに今回紹介した中で、最も水がこぼれやすいタイプです。

下の受け皿は、すり切り状態で水が入り、タンク中央の空洞からミストが上がる構造なので、頻繁な移動は向きません。万が一倒すと、受け皿の水はこぼれてしまうので、小さなお子様のいる家庭では、覚悟が必要です。

でも、普通に使えば困ることはありません。

スイッチのオンオフを確かめられる、緑色の小さなランプがあります。
また、水が無くなる『お知らせ用ランプ』の役割も果たします。

水フィルターなる怪しげな錠剤入りの装置が付いています。
効果は不明です(・ε・)

一応モーター音がするので、小さな寝室ではなく、大きなリビングに向いていると思います。また直置きではなく、土台があった方が良いですね。

とにかく、長時間運転とヘイズマシンレベルの加湿量が魅力です。

『レジオネラ菌』と『アロマ』

超音波式の加湿器は熱を持たないので、菌の繁殖が心配されるようです。
しかし菌は目には見えないので、こまめに手入れをするしかありません。

ヌメリを洗い流したいのですが、機械なのでワイルドな洗浄は出来ません。

しっかり本体の水気を乾燥させた上で、アルコールで拭いたり、小さなブラシで汚れを落としましょう。また、60度程度のお湯を注ぐのもオススメなようですが、詳しくはメーカーホームページで確認しましょう。

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加湿器購入の際、オシャレさに惹かれ『アロマオイル』も一緒に購入してしまいました。ただ、機器の説明書を読んでみると、どれもエッセンシャルオイルの推奨はしていませんでした。

まぁ、加湿器自体が安価なので、壊れて買い換える頃には新製品があるという不道徳な意見でもいいのですが、極力大切に使いたいものです。一応、取り扱い説明書には『定期的に洗浄して下さい』とあったので、ほどほどに楽しみたいと思います。

季節に関わらず、加湿器は生活の役に立つ商品だと思いますので、今回の記事が参考になれば幸いです。

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