気持ち・精神論

『合わない人』と『悪い人』の違いを理解する

線路

そもそも、こういうことを言っている時点で『お前はどうなんだ?』と突っ込まれてしまいそうですが、根っからの悪い人は少ないというのが結論です。

『違いが分かると、気持ちが軽くなる』そういうお話です。

『根っからの悪い人』は少ない

自分だけの視野で人の気持ちを無視していれば、時にモメ事が起きてしまうのは当然です。しかしそれについては悪気がないわけで、ちょっと鈍感なだけ。だからこそ厄介なのだと思います。

さて、冒頭で書いた『根っからの悪い人』とは、悪が勝った精神の持ち主です。世の中犯罪は絶えませんが『根っからの悪い人』ばかりが法を犯しているわけではありません。

『追いつめられて仕方なく』とか『軽い気持ちで』とか『お金が欲しかった』などの思考です。もちろん許される事ではありませんが、自分に優しく人に厳しくの度が過ぎた結果なのかも知れません。

こうやってみると、計画的な犯行は罪が重いというのがうなずけます。

冷静に考えてみて、1人や2人ぐらいは許せない人の顔が浮かぶかも知れません。しかしその心理を探るように想像してみると、

・大したことのない人
・ただワガママな人
・空気が読めない鈍感な人
・我慢ができない人

まぁ、これぐらいでしょうか。恨むにしても時間の無駄としか思えないように感じます。それにこれを『根っから』と言ってしまったら、自分も自信がありません(/∇\*)

ここでいう『悪い人』とは

『悪い人』という表現の中に分類を設けるのは、自分でもどうかとも思いますが、とりあえず聞いて下さい。

・場の雰囲気を壊す破壊者
・ずっと文句を言っている
・言葉でねじ伏せるクレーマー

かなり悪そうに見えますが、自分でもやっている場合があるかも知れません。ちょっと言い方を変えてみます。

・機嫌の悪い時がある
・話を聞いてもらうと、スッキリする
・分かっているのに、素直になれない

全然違うように見えて、実はほぼ同じです。それはなぜかというと、受取る相手によってその強弱が大きく異なるからです。更に、こちらからは一切コントロールのできない領域なのです。

とは言っても、さすがに上記の先に書いた表現の人は無理です。

ただ、実際に組織になれば必ず一人はいるはずです。組織で考えるのであれば、この手の人がリーダーである事は悪くないのかも知れません。それは責任がある立場という意味で、実は緊張感が保たれ、他の人の勝手な行動を抑えられるという利点もあるのです。

本当に困るのは、この手の部下がいることです。まさに雰囲気は壊すし、他の部下もその人に従わざるを得ない。必ず人の出入りの多い、求人広告常連の会社となっています。

この程度の人をここでは『悪い人』と表現します。

『悪い人』の特徴とは

悪い人というのは表現を変えれば『迷惑な人』なのでしょうか。ただそんな人も、ずっと悪いわけではありません。

時々、良い人にもなります(^_^)

本当は良い所を探して誉めてあげれば、もうちょっとマシになるのかも知れないですよね。だから逆に言うと『誰も誉めてあげないから、こんな風になっちゃった』という結果なのかも知れません。

こういう人は、いわゆる『負のサイクル』にどっぷりハマっているわけです。自覚しないと抜け出すことはできません。悪口は麻薬と同じで常習性があり、また同様の悪口仲間が寄って来ます。

類は友を呼ぶ

『悪い事を考えていると、悪い顔になる』だから悪い人は簡単に見分けが付きます。人相にも出るんですよね。

この手の人は大体同じ顔をしていて、直感的に近付きたくない雰囲気を持っています。見ていれば分かりますが、あまり人が寄り付きません。

近くにいたとしても、何となく距離感があったり、もしくは人が寄り付いた場合は、同じ顔の毒人間だったりします。

ちなみに集団となり慣れてしまうと、いわゆる手遅れの状態です。環境を変えないと絶対に治りません。

反面教師とし、近付かないことが大切です。絶対にブレない気持ち(>_<)

『感覚』の使い方

他人の放つ悪口を聞いていて、耳をふさぎたくなれば大丈夫です。逆に心地良く聞こえると危険です。

これって勉強や仕事にも言えることで、心地良かったりワクワクしたりすれば『向いている』という事になります。逆にすごく嫌だけど仕事だから仕方なくとなれば『向いていない』となるのです。この感覚には嘘がないので、何かを判断する時には有効だと思います。もちろん自分に対してのみ有効です。

ただ『感覚』という言葉をカッコいいと勘違いしたのか、表面的に良い悪いをまき散らす人がいます。『あの人はこういう人だ』とか『この作品は嫌いだ』など言わなくても良い事をズカズカ言ってしまうのは、今直ぐにではなくても結果的に自分を不利にさせます。

『合わない人』とは

最近思うのは、悪気のない人同士が、モメてしまうというものです。

子供番組のように『正義』と『悪』がハッキリとしていれば分かりやすいのですが、そうでないから難しいのです。

ただ、お互いに歩みよろうとしているのであれば、きっと上手く行くはずなんですよね。商売で言えば『もっと安く仕入れたい』のは分かりますが、仕入れ先の状況にも耳を傾けないと、今後も含めてイケナイわけです。

お互いに『うれしい』を分かち合えるかどうかなのですよね。

それで、結局のところどうすればいいのかというと『目的地を合わせる』ということをして、それから話をスタートさせます。それがあるのとないのでは、結果が大きくことなりますし、最悪の場合の自分への保険にもなります。

僕の場合ですが、まず受け身の態勢を取り話をします。ここで相手がもし、ガツガツと侵略して来たらお断りすることもあります。

途中で話が違って来ても、一度始めた事は最後までやります。ただ結果がどうあれ、次回もあるかは不明です。

『合う人』と『良い人』がいることを知る

『世の中、ろくなもんじゃねぇ』と思っているのであれば、ちょっと待ったです(・ε・)

今回書いて来たように、悪い人は少ないのです。だからきっと今の自分が原因で、本来多いはずの良い人達に出会えていないか、気付いていないだけなのです。

心を軽くして、広い視野で世間を見た時に、そんなコミュニティーが多くあることが分かります。これって、つまらない人生が一変するレベルの話なんですけどね。

まさに『こんな世界があったのかぁ』となるのです。

理想論

単純に『合わない人』より『合う人』と付き合えば良いだけの話です。もちろんそれは『理想論』となるのかも知れませんが、まぁ聞いて下さい。

あなたがここまで読んで、この内容に多少の理解があるとした場合『合わない人』とは、一生合わないと思うのです。もしくは一生合わせ続けなければイケナイのです。

面倒でしょう?

どんな相手にも合わせる精神とか修行とか言わずに、直感的に避けてしまうのは本能だと思います。

しかし、その場合『思い違い』というのがあるので『人を見る眼』に自信があればやってみて下さい。というのは、稀に『あなたは、こんな人』といきなり決め付けてかかって来る人がいます。非常に痛々しいです(>_<)

時間とはお金です。そんな貴重なものを、わけの分からない相手に使うのは無駄なのです。それを真剣に考えた時『良い人と付き合いたい』と思うはずです。

ただ、良い人は迎えに来てはくれません。こちらから探すのです。すると相手も探していたりして、偶然出会えるわけです。なぜかというと、それこそ『類は友を呼ぶ』のです。良い人には良い人が付くようになっています。

それには何をどうすればいいか、分かりますよね(^_^)

『会社』の場合

まず、会社には給料をもらっていることを忘れて欲しくないのです。給料とは我慢料です。環境が窮屈であれば、挨拶や返事をしっかりと行うだけで実は大きな変化がある場合があります。ただそれは『何でも引き受ける良い人』という意味ではありません。

よく『給料が安い』と文句を言っている人がいますが、それならばもっとくれる会社を選べばいいだけのことです。よくよく聞いてみると『楽で高給な仕事』と言うので、お話にはなりません。

ちなみに、何をしてもダメな環境があります。社会的な不安が付きまとうかも知れませんが、それ以上そこにいたら病気になります。直ぐに転職の準備を始めましょう。

でも、そうも行かないというのであれば、辞められない何かがあるのかも知れません。そこは自分自身にしか分からない領域なので、自分と対話するしかありません。もし理由が『慣れていて楽だから』というのであれば、よそに行っても同じことなので、現状維持が賢明です。

『ママ友』とか

知合いに、ちょっとと言うか結構『常識外れっぽい人』がいるんですけどね。その人が『今は変な親がいるからさぁ』と言っていたのが印象的です。突っ込みどころ満載だったんですけど、勇者はいませんでした(>_<)

これってお互いに『ビビり過ぎ?』とも思うのですが渦中の人は、もはやそんな話など聞く耳を持たずに騒ぎ立てるのです。

なるほど、こうやって悪化して行くんだね・・・(-_-メ)

あとは妙なグループ規約というか、よく分かりませんが、まぁモメるんでしょうね。

自分が頑張らないと『子供がいじめられる』ということに直結するようで、ママがママをいじめて、それを見た子供が、子供をいじめているんですよね。

テレビが面白おかしく不安をあおっているのも事実です。一番酷い例をあげて喜んでいるわけですからね。

解決策は、合わない人とは必要以上に付合わない。ランチも仕事等を理由にある程度で切り上げるとか、それでいてやる事はちゃんとやるぐらいでしょうか。こっちが思って落ち込んでいたら、どんどん付け込まれてしまいます。

とにかく明るく振る舞い、自分が『発信源』となる努力は必要です。

明るく楽しい人には『何だか楽しいそう』と人が集まります。それって逆に、機嫌の悪い人は近付きがたい雰囲気を発しているんですよね。

理想は、ドツボにハマる前に先手必勝です。現在落ち入っている場合でもやり方は同じ。出来ることからやりましょう。

不安な人は不安だから同じく不安に思っている人と手を結び、何も解決しないままに、不安に対して文句を言い、更に周りを不安にさせる傾向にあります。

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