気持ち・精神論

これさえ読めば大丈夫『大殺界』を迎える前に知りたい、不安を取除く話

金魚

『大殺界』や『宿命大殺界』は、昔から様々な考え方や捉え方があります。
この記事に辿り着いた方は、心のどこかで不安を感じているのではないでしょうか。

冒頭ではありますが『大殺界は怖くない』というのが結論です。
一般的には嘘ばっかり信じて、ビビリ過ぎです(≧∀≦)

これを聞いても不安を感じる方は、最後まで読んでみて下さいね。
このブログは無料ですが、占い師に頼めば高額ですから^_^

信じる信じないではなく、もはや聞く気持ちがあるかどうかということになります。

『結局のところ大殺界って、どうすればいいの?』と思いながら日々の生活をし、そしてすっかり忘れてしまった頃に、ちょっとしたことがキッカケで思い出し、また怖がり始めるという方も多いのではないでしょうか。

大殺界の仕組みとは?

大殺界の仕組みや詳細が知りたい方は、じっくり調べてみるのもいいでしょう。
しかし結局のところ、かなり複雑で嫌になってしまうかも知れません。
ただ、最低限知らなくてはならないこともあります。

下記は余談ではなく、大殺界を理解する上で知らなくてはならない内容です。
とても簡単に書いてあるので、気軽に読んでみて下さい。

全ての考え方の基本となる、宇宙の仕組み。

ちなみに宇宙だから『星の位置がどうだ』とかではありません。
宇宙の中に自分が存在し、周りにも家族や人々がいて、学校や会社や国がある。

そして気が付くと、自分自身も物質の集合体であり、一つの宇宙なのだという考え方ができたりするわけです。

それを理解した上で考えたいのが『太陽暦』です。

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・365日で地球が太陽の周りを一周する。それが1年である。
・1年間は12ヶ月である。干支は12ある。
・地球が一回転すると、1日(24時間)が経過する。
・5分が12回で60分=1時間である。

などなど、日常でルールとされる時間や暦の大元の考え方なのです。
これを元に、人は豊かに暮らす為の知恵を生み出して来たわけです。

・お祭りなどの歴史をさかのぼれば、季節の『食の豊作』を願うものである。
・家を建てるのであれば、日照などの『方角』が重要になる。

ここで『12』という数字が気になるわけです。

昔から3は節目の数と言われています。
3が期間ならば4は季節です。そう、春夏秋冬がまさにそれです。

『三日坊主』とは3日続けられたら、3週間は続くだろう。
そして1ヶ月(30日)続けば3ヶ月、そして3年は大丈夫となるわけです。

そして『石の上にも3年』でようやく物事が見渡せるところまで成長し、物事を上辺だけではなく本質で判断できるようになれるのです。

このように『3を節目』とし『12を一括り』とする考え方になりますが、これは『日本だけのもの』ではありません。
海外にも『ダース』という単位があり、暦や時間は世界共通です。

この数字は、動物や植物や全ての存在の基準なのです。

何となくお分かり頂けたでしょうか?
『太陽暦』があるからこそ、大殺界があるのです。

大殺界とは折れ線グラフ

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ありがちな『日常の例』を書いてみます。

・朝起きて嫌々ながら学校へ行き、授業中に居眠りをして怒られました。放課後は部活を頑張り、夜は宿題をした後、彼氏と長電話をしてから寝ました。

・今週の初めは調子良く働きましたが(水)に体調を崩し(木)は会社を休んでしまいました。1日で回復し(金)・(土)は普通に出勤しました。

上記のような内容を『折れ線グラフ』にしたとします。
気持ちの浮き沈みや体調を思い返しながら数値化するわけです。

その評価は、人それぞれだと思います。
期間も1日だったり1週間だったり、または1年や一生が単位だったりします。

すると、共通して分かることがあります。

それは『良い時』と『悪い時』があるということ。

『そんなの当たり前じゃん』となるかも知れませんが、その当たり前の一部に大殺界という枠があるだけなのです。

生きていれば色々あり、それを太陽暦で説明するのであれば『12年単位』なのです。

大殺界とはどんなもの?

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さて、そろそろ本題に入りましょう。

人はそれぞれ『産まれた日』を基準に、運命が定められます。
それはいわゆる『属性』です。

現在ではネット上で『自動計算』として簡単に知ることができます。
もちろんかなり昔からあるものなので『手計算』も可能ですが、やってみるとこれがなかなか大変なのであまりオススメはしません。

しかし手計算だからこそ分かることもあります。
どうしても気になる方は挑戦してみて下さい。
ネットで調べれば何とかなります。

下記の記事は運命の自動計算について説明しています。
前半が『宿命大殺界』で後半が『大殺界』です。
どうぞ、合わせてお読み下さい。

六星占術,四柱推命,大殺界,宿命大殺界,細木数子
大殺界と宿命大殺界を自動計算する『四柱推命』

みなさんもそうだと思いますけど僕は時々、運勢が気になります。特に『占いが好き』というわけではないんですけど、嫌なことが続 ...

簡単に言うと『12年の内の3年間が大殺界』です。
折れ線グラフで言えば下がった状態です。

これは誰でも平等に訪れる周期なので『私だけ運勢が悪い』などということは絶対にありえないのです。

世間では『大殺界』ばかりが取り上げられていますが、12周期の運命ですから他にも枠があります。前の項目で書いたように上がったり下がったりしながら、人間として成長して行くわけです。

人は『一定の変化のない環境』にいると実はあまり良くありません。
誉められたり怒られたり、助けたり助けられたり、頑張ったりサボったりして『喜怒哀楽』があってこそ成長ができるのです。

大殺界はなぜ恐れられているのか?

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この辺りまで読んでくれた方は、真実が知りたいのだと思います。
それはなぜかというと、わりと多くの方が『自分は何歳から大殺界になるのか?』ということだけが知りたくて、質問してくるのです。

それを調べて教えてあげると『怖い〜』とか言いながら帰って行くわけです。
その後、何を言っても聞くつもりがないのが見え見えです。

流行だけにとらわれているように感じます。

『知りたいと思った時が、学ぶ時』なんですけどね。
本当は大殺界の意味や捉え方を知ることで、人生が豊かになるんですけどね。

さて『大殺界』という言葉自体、何となく怖さを感じさせる気がしませんか?
実はこの言葉、商売としては最高なのです。

そもそも大昔からある大殺界が、こんなにも今の世で騒がれるようになったのは『細木数子さん』の存在が大きいことは有名な話です。

なぜこんなに盛り上がったかというと『難しい仕組みを勉強して、独自の理論や調査を取り入れ現代風に分かりやすく置き換えた』からなのです。

大変なご苦労があったとは思いますが、その先に商売としての大成功があることを知っていたんですね。まさに起業家です。

では、その仕組みをご説明します。

・分かりやすい話は『聞いてみよう』となります。
・そこで不安や恐怖を植え付けます。
・すると、向こうから助けて欲しいと相談されます。
・商売としてカウンセリングを行います。

普通の商売と違って、根強いファン(信者)が付きます。
まさに人間の心理の性質を、上手く利用していると言えます。

テレビでスピリチュアル番組に出ている方の発言は、実はどなたも同じ内容です。
発せられる人によって伝わり方や表現が違うだけなのです。

そして内容も間違いを言っているわけではありませんから、反発を招くのは視聴者の感じ方・受け止め方なのでしょうね。

テレビで『怒ったり、叱りつける』シーンが放送されるのはインパクトを与え、聞く耳を持たせるための手法です。

まぁ、そうでもしないと世間は聞いてくれませんからね。

人間の性質である『噂』が原因。

噂として聞いたことがありそうな例を一問一答します。

・大殺界に結婚したら離婚した。
・『日本・離婚率』で検索すると、関係ないことが分かります。

・大殺界に就職したら酷い会社だった。
・あなたが探して選んだ会社です。

・大殺界の時期に借金まみれになった。
・お金を借りなければ、借金になりません。

・大殺界の息子の大手企業の就職が決まらない。
・会社は大手だけではありません。中小企業で働く人も同じ人間です。

・大殺界の芸能人がテレビから消えた。
・ラジオや舞台もチェックしてみて下さい。

・大殺界に病気になった。
・定期健診もそうですが、それ以前に食べ過ぎ飲み過ぎや不摂生は?

・大殺界の人が死んだ。
・寿命です。

冷静に考えてみると『こじつけ』になっている場合も多いのです。

そもそも大殺界を知らずに一生を終える方もいます。
逆に言えば『運勢による不安』に左右されないという利点がありそうですね。

大殺界とはどんな時期なのか?

よく大殺界の期間は『どうにもならない状態』と表現されます。

運命でも低迷期とされているので『やはり運勢が極端に悪いんでしょ?』と思うかも知れませんが、それは違います。

例えば1ヶ月を周期として生活を振り返ってみると、風邪を引いて寝込んだり何となく体調がすぐれない日もあるでしょう。

『大殺界』=『風邪を引いた』=『どうにもならない』

このように考えると、分かりやすいです。
風邪を引いたら『おとなしく寝る』しか方法がないのです。

もうちょっと言うと、低迷期は風邪を引きやすい時期とも言えます。

それが分かっていれば、マスクをするなり手洗いやうがいをして予防します。
無理をせず早く寝たり、栄養を摂ったりと『悪くしない努力』を実行します。

『大殺界』=『風邪を引きやすい時期』

風邪を引かない人はいません。
いるように思うのは、予防という努力をしているからです。

運勢がずっと良い人はいません。
いるように思うのは、良くしようと努力しているからです。

運勢がずっと悪い人はいません。
いるように思うのは、悪くする方法を選んでいるからです。

運勢の悪い人は大殺界のせいにする

今回書いているスピリチュアルな分野は、突き詰めると『結局は』となるようなとてもシンプル話なのです。

ところで、何か悪いことが起きて『人のせい』にしたことはありませんか?
または誰かに『お前のせいだ!』と言われたことはありませんか?

口には出さなかったにしても、心の中では誰にでもあることだと思います。
それは『楽だから・逃れたいから』という心理が働くからです。

・試合に負けたのは、風が強かったからだ。
・君がいると、なぜかいつも上手くいかない。
・遅刻したのは、雨が降って来たからだ。

自分の中で反省して消化すると、落ち込んだり怒りが湧いて来たりするものです。
それを横に受け流せばダメージは最小限になるわけです。

しかし、それが癖になっている人もいます。
『こう思われるのが嫌だ』と仕切りに言っている人は注意が必要です。
自己防衛本能とはいえ、人間レベルとしたら最低なのです。

これは『大殺界』のせいだ!

このように思うのは簡単ですが、運勢にも同じことが言えて大殺界のせいにすると更に不運が続いてしまいます。
それは良くない現象に対して予防も反省もしなかった当然の結果なのです。

怖がらない怖がらせない

・〇〇さんは、噂では超ヤバイらしいよ。
・大殺界は、噂では超ヤバイらしいよ。

・〇〇さんは、何か雰囲気怖いよね。
・大殺界は、何か雰囲気怖いよね。

僕が〇〇さんだったら、とりあえず怒りますね。
そして文句を言われた仕返しを考えるかも知れません(・ε・)

ここまで読んだら大殺界は『悪』ではないと分かったはずです。
今まで定かではない情報に踊らされ、不安になっていただけです。

説明の付く情報を信じ、運勢を知ることで体調や気持ちを整えることができれば、大殺界などの周期を逆に有効利用していると言えます。

特に近年目に付くのが『悪いニュース』です。

『この人はこんなに酷い人なんですよ! みんなで攻撃しましょう』と言わんばかりの勢いで晒し者にしようとするわけなんですよね。

性格が悪いというか・・・。

でもその方が、視聴率が取れるからやってるんでしょうけどね。
災害にしても『直ぐに地震や津波が来てみんな死んじゃう』みたいな報道が多いのです。

恐怖を与えるのは罪です!
怖がり過ぎも罪です!

なぜ怖がる方も悪いかというと、怖がりな人は自分が安心したいが為に色々なところに行って、不安を撒き散らすのです。

そうすることで自分が安心できたり、みんなを救ったと錯覚しているのです。
よくチェーンメールを回しまくっている人に、多いのかも知れません。

毒を撒き散らした結果『大殺界はやばい!』と世間に広まったのです。

大殺界の過ごし方

もはや大殺界も厄年も同じです。
考え方としては『人生の節目』であり『結果発表』の時期なのです。

今までの人生で何を学んだのか?

それがただ、試される時なのです。

もしも災いらしき事が降りかかったとしたら、それは試練やチャンスと捉え紳士に向き合い対応するのです。
『運勢が悪い』とか『大殺界だから』などと思ったらダメです。

自分の成長の為に、必要な出来事だと受け止めます。

すると意外と大した事ではないと分かるはずです。
乗り越えられないことは、降って来ません。
そして正しく乗り越えた先には、必ずご褒美が待っているものです。

そもそも自分の人生を振り返り、大殺界の時期を確認してみて下さい。
良くなかった時期が、必ずしも大殺界だったわけではないことに気付きます。

最後に

もしも過去に『良くないこと』があったとします。

・あのことがあったから、今はこう思える。
・辛かったけど、頑張ったから今こうして強くなれた。
・もしもあの体験がなかったら、今どうなっていたか分かりません。

ある程度長く人生を歩んできた方なら、分かるはずです。

結果は、直ぐには出ないのです。

今回の記事を読み、ご理解頂けたのであれば『大殺界で悩むことの無駄さ』が分かってもらえると思います。逆に信じられない方もいるかも知れません。

何れにしても、人を不安にさせるより喜びや優しさを与えた方が得です。
それにはまず『言葉』なんですよね。

人は幸せになる為に産まれて来たわけですから、誰かの幸せを願ったり手助けをすれば、必ず自分に返って来ます。

幸せの正体は自分の中から沸き溢れる『喜びの感情』なのです。

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