前提として、過剰なパソコン作業による『マウス肩』や手首の腱鞘炎と無縁な方には関係の無い記事です。痛くても、やらなければならない環境に追い込まれている、そこのあなた。そろそろ『トラックボールマウス』に挑戦してみて下さい。
どんなマウスなの?
そもそも、これがどんなマウスなのかを説明しておきます。
通常のマウスは、地面との動きを検知するセンサーやボールがあるますが、このホイールマウスには何も付いていません。
要は動かさないのです。
よって、手首や肩に負担が掛からず、肩コリにもなりにくい優れものなのです。しかし、通常は動かして連動させるのが常識な為、ついつい動かしたくなるものです。初めは非常に使い辛く、多くの方がストレスを感じる嫌われ者でもあるのです。
現に職場に持ち込んで使っていますが、誰も触ろうとはしません。
なので、普通のマウスも隣に常備している状態です^_^
では、どうやってマウスポインターを動かすかというと、この青いボールを親指で転がすのです。通常のマウス操作では、親指は掴む役目ですから、それを動力へ移行するという考え方なのですね。
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慢性肩痛:『石灰化』が原因で突然激痛に襲われた話 - MiyabixPhoto
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上記リンクは、使い始めるキッカケとなった、肩の激痛話です。
興味のある方は、読んでみて下さいね。
慣れると手放せないマウス
扱い辛いのは確実なのですが、普通のマウスを使うと激痛が走るので、強制的にやらなければない環境が整ったことが幸いしました。
やはり人間とは、困らなければ実行しない生き物なのでしょう。
その日は、どうしても仕上げなければならない動画編集があったので、修行の心でチャレンジしました。やってみて分かったのですが、動画編集には確実に向かないマウスです。なぜなら真横の動きや、ちょこっとした移動が苦手だからです。
それで、極端にマウスの動きを遅くしてみました。(レベルMAX⇒2)
すると、細かい作業は出来るようになりましたが、今度は大きな移動に時間が掛かるようになりました。優先順位は細かい動きの方なので、移動にはボールをブン回すことに落ち着きました。親指って、不器用な男なんですね。
『どうなるのかなっ』て思っていましたが、その日の午後にはストレスなく使えるようになっていました。そして肩痛が治った現在でも、使い続けています。
理由は単純で、使いやすいからです。
試しに普通のマウスに戻してみたのですが、逆に違和感を感じてしまいました。
こういう感覚って、世の中の他の部分にもあるのかも知れません。
多数決って、ある意味残酷なのでしょうね。
とにかく、指を置きっぱなしに出来るところが素敵です。そして極力手を離さずに済むよう、使うショートカットキーを増やしました。
また、マウスボタンをカスタムすることも可能です。
左クリックの左側の2つのボタン・・・(上)Shift・(下)Command
ホイールクリック・・・Enter
私は、このように振り分けてみました。
右手を離さずに操作出来るので、かなり快適です。
今後も思い付いたら、カスタムしてみようと思います。
ボールは裏側の小さな穴からペンで押せば外せるので、簡単にお掃除が出来ます。
電池は単三1本が付属で、かなり長く持つのだとか。
この辺りの検証は、まだ日が浅いので出来ませんm(._.)m
電池の横に、受信側のUSB収納があります。
個人的な意見として、動かさないマウスなので、有線でも良いんですけどね。
理由として、干渉エラーを恐れている次第です。
マウスの位置は、右肘を体に付けた状態で操作出来れば楽だと思います。なので机の引き出しを開け、その上にマウスパッドを乗せて操作すると快適でした。
しかし、タイピングの際はキーボードに手を戻さなくてはなりませんから、どちらが良いとは言い切れません。これは内容やソフトで、意見分かれることでしょう。