直面したことはありませんが、フィルム時代から気になっているのが撮影データの破損です。これについてはカメラ側も進化をしており、ダブルスロットという形でバックアップを生成出来るようになりました。
ただ、メディアカードは安くないですし、出来れば別の機器に保存したいとも思うのです。今回は出張中の安全なデータ保存について、記載致します。
目次
バックアップの方法
日帰り撮影であっても、事務所に戻りパソコンにデータ保存するまでは落ち着きません。これって、カメラマンであれば誰もが感じるストレスではないでしょうか。
連泊の出張撮影であれば、尚更の恐怖です(((; ゚ー゚)))
データとは形が有るようで無いような、不思議な存在です(・ε・)
時代遅れと言われてしまいそうですが、とにかくバックアップを取れる人でありたいと、常日頃から思っております。
それで肝心な方法なのですが、いくつかあります。
(液晶搭載フォトビューア)
一昔前の存在ですが、現在ではカメラの解像度が上がり容量が追い付きません。
(iPadにコピーするアダプター)
端末用のカードリーダーを接続して、iPadへバックアップを生成するものです。コンデジ程度であれば使えそうですが、一眼レフでは現実的ではありません。それに端末自体の容量が256Gじゃないと無理です。
(Wi-Fiカードリーダーやモバイルストレージ)
こちらも一見良さそうですが、やはり大容量には向きません。とにかくスピーディーに安全に行いたいのです。
(PC経由で外付けHDD転送)
旧式の方法ですが、やっぱりこれが安全でスムーズです。カードリーダーからパソコンを経由して、外付けのハードディスクへ保存しますが、パソコン自体はただのパイプ役であり保存はしないので、容量の少ない外出用で十分です。
エレコム『MR3-A006BK』カードリーダーUSB3.0
まずは、カードリーダーから紹介します。
やはりスピードは気になるので、最近新調しました。
USBでもLANでもそうですが、カテゴリーって大事なんですよね。
あとはハブを使わず、PCに直接接続すると本来のスピードが出ます。
だいたい、いつも30G程度の撮影になりますが、ストレスなく転送してくれます。
ポータブルHDD 1TB『Armor A30 SP010TBPHDA30S3K』USB3.0/2.0対応耐衝撃
旅先では、どんなトラブルが待ち受けているか分かりません。
なので、耐衝撃の壊れないタイプをチョイスしています。
周囲がシリコン製で、ケーブルがハメられるデザインです。
容量はバックアップ専用なので、1Tあれば十分です。
念には念を入れて、ハードディスクケースを使っています。
中は、こんな感じです。
とにかく、保護してくれれば、それでいいのです。
ハードディスクのシリコン部にケーブルを装着したままだと、収まりません。
かなりピッタリですが、カードリーダーとセットで収納可能です。
これで、忘れることはありません。
飛行機利用の際は、カメラもパソコンも手持ち荷物となる為、ちょっと大変です。
しかしそれ以外であれば、総重量が2Kg程度なので衣類の間に挟んで持って行きます。
ちなみに出張先で、カードを初期化することは絶対にしません。
お金で安心を買う感じでしょうか。バックアップとは、最低二重です。
一般の方には、ちょっと大げさに見えるかも知れませんが、この体制を取るようになってから、安心して撮影に集中出来るようになりました。
今は何でも小型化が進んでいるので、良い時代だと思います^_^