法人系サーバーの『ぷらら』について、移管相談を受けることがありました。
調べてみると、情報が極端に少ないんですよね。
それで、手続きの一例を紹介出来たらと思います。
目次
法人契約を考える
たまたまですが、医療関係から相談を受ける立ち位置にいます。
それで契約内容を見せてもらうのですが、なかなか衝撃を受けことがあります。
どうやら開業時にホームページ開設を勧められ、紹介で法人契約するようです。
それが、なかなかのお値段・・・。
ただ、お医者様はとても頭がよろしいので、自分で何とかしようと考える場合もあるようです。
でも、お忙しいですからね。
やっぱりダメで業者に問い合わせると『100万円』とか言われちゃうみたいで、僕のような庶民に辿り着く流れとなっています。
それはいいとして、最新サービスが次々に飛び出す昨今、法人は昔ながらです。
一度契約したら、そのままというスタイル。
昭和ですよね・・・。
だから年間維持費を説明すると、驚かれることもしばしば。
更に今は、Googleが暗号化で『安全ではない接続』と表示させていますから、対策として結構な『常時SSL料金』を設定している訳です。まぁ、商売ですからね。
電話とFAX
法人契約のスタイルは、基本電話です。
それで変更手続きは、書類をFAX送信するのです。
正直、未だにこんな世界があるのかと驚きました。
オンライン上では出来ないかと探しましたが、ありません。
ネットサーバーは、もはやサポートを置かないメーカーもあるぐらいですから、この仕組みを理解するまでに、少し時間が掛かりました。
電話で問い合わせる
今回の依頼は『テレビ・電話・インターネット・サーバー』契約の内から『サーバー解約』して『他社サーバーへのドメインの移管』でした。
早速、カスタマーへ電話します。
IDから契約情報の確認。
目的である『ドメイン移管』を伝えると、書類ダウンロードへ誘導されます。
記入事項を聞き、電話を切ります。
書類をダウンロード
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法人向けインターネット、法人向けプロバイダーなら「BUSINESSぷらら」
biz.plala.or.jp
『法人ぷらら』のサイトへ行きます。
メニューより『ご相談・お問い合わせ』
『申込書ダウンロード』から『解約申込書』
『サービスの解約・退会』の『解約申込書』へ入ります。
『.pdf』書類をダウンロードしてプリントして下さい。
解約書類の記入
複数枚の書類があります。
枚数はルールにより時々更新されるので、明記しません。
今回は『サーバーの解約』と『ドメインの移管』の手続きを行います。
P1-1 解約希望日
移管先でHP構築もしくはデータ転送完了のプランから予想し、余裕のある日程で記入しましょう。
月末締めなので、月の最終日を記入します。(7月31日など)
P1-2 契約者情報
印鑑を忘れずに押しましょう。
P1-3 管理責任者情報
同じく、印鑑を忘れずに押しましょう。
P1-4 ご解約理由
今回は『他社乗換』です。
気を使う必要はありません。
P1-5 ご解約内容
『契約しているサービスの一部を解約する』
解約する項目
別紙:3ページ
⑤ 独自ドメイン管理責任サービスを解約する。
別紙:4ページ
⑦ ビジネスホームページを解約する。
別紙:5ページ
⑫ サーバー監視サービスを解約する。
P3 ⑤ 独自ドメイン管理責任サービスを解約する。
解約する独自ドメインを記入。
ドメインを他者へ移管するへチェック。
P4 ⑥ ビジネスホームページを解約する。
FTPログインIDの記入。
P5 ⑫ サーバ監視サービスを解約する。
『全てのサーバ監視サービスを解約する』にチェック。
不安なら電話確認
カスタマーは、サービスの一環です。
不安であれば、記入項目の確認を電話で聞いてみましょう。
遠慮せず、利用して下さい。
なぜなら『独自ドメイン』とは財産だからです。
仮にサイトデータを失ったとしても、それは作り直せば良いだけの話。
しかし、住所である独自ドメインは絶対に手放してはいけません。
解約申込書をFAX送信
複数枚あった申込書ですが、記載しないページがあったはず。
これについては、送らなくても大丈夫です。
FAX番号は、1ページ目の右上に記載があります。
『.jp』ドメインの場合、移管確認のオースコードがありません。
なので連絡など気にせず、移管先の手続きと構築を進めて下さい。
とにかく、時間に余裕のある状態で移管手続きして下さいね。