ヤフオクやアマゾン等のネットショップには、ほとんど取引や商品に対する評価を付ける項目が存在します。元々は有効なシステムとして考えられたのだとは思いますが、いつの間にかおかしな方向に向かってしまっているようにも感じます。
上辺に惑わされることなく、正しい判断が出来ればそれで良いわけなので、その見方や受け止め方を記載いたします。
目次
評価とは何か
はっきり言って『評価』という言葉、好きにはなれません。
元々はちゃんと意味をなしていたと思うのですが、最近では『謝罪会見の評価は?』などと、見下した観点にあると思うのです。人が人を必要以上に評価するって、どうしてなのでしょうかね。
まぁ、それはそれと致しまして、最近では過去に書いたヤフオクに関する記事に、コメントやメールを多く頂くようになりました。内容は行き場のない怒りをコメントとしてぶつける感じです。みなさん怒ってらっちゃるんですね。
分かります(≧∀≦)
ヤフオク評価
『ヤフオク』と『アマゾン』はそもそもの意味が違いますので、別々に記載致します。
ヤフオク評価の主な観点は2つです。
・取引がキチンと出来ているか。
・商品がどうか。
もはや内容は荒れ放題ですが、それはカテゴリーによるとも思っています。
荒れている理由として考えられるのが『出品無料』で誰でも気軽に参加出来るという点が上げられます。逆に言えばルールの知識がなくても参加出来てしまうという、システム的なことでしょう。
基本的には『到着連絡』も『評価』もなされないのが現在の主流です。
いつの間にかそれが自然となり『評価してこないヽ(-言-)ノ』と腹を立てることもなくなり、いたってドライな場となりました。
一応その後のトラブル回避として、取引一覧の『IDと商品名』だけは連絡がなかったものだけメモっています。まぁ、ある程度時期が来ればさよならですけどね。
この辺りって、これまたトラブルで有名な『メルカリ』でさえ到着通知を出さなければ終了出来ないようになっていますから、見習えば良いのにとも思います。
ところで、評価の意味って何でしょうか?
やはり入札したら、個人同士のやりとりに委ねられますから、ブラックな相手を『見える化』するシステムなのでしょうね。かといって基準値はありませんから、超辛口の人は、悪い評価を出しまくるわけですよね。
更に中古品のやりとりを前提としているのに、新品レベルが届かないと許せないという感覚の人がいるのも事実です。確かに大陸製の粗悪品も含まれますから、難しい部分ではあるかと思います。そうなれば自己防衛の為、利用規約が長文になることは自然なことと言えますよね。ちなみに悪い評価に対して、悪い評価を重ねることはおススメしません。
だって他人が付ける、他人の感覚の評価ですからね。
それについて、明らかに非があると思うのであれば、謝罪すべきですけどね。
悪い評価の理由を読めば、ほぼ性格が分かります。
長い期間取引をしていて、更に評価数字が多くなれば誰でも悪い評価は付くものです。勿論、新品のみの扱いとかは別です。
それで、数字だけに捉われず、悪い評価の理由文を読んでみましょう。
するといくつかに、分類されることが分かります。
・連絡が遅過ぎる、または音信不通。
・入札後の取り消し。
・写真と商品が違う。
その他もあるとは思いますが、大体こんな感じです。
2つ目までについては論外で、もはや適当な人としか言えません。
こういった方は、同じことを何度も繰り返しているはずです。
ケンカする価値はありません。
難しいのは3つ目ですが、これは買手の感覚もありますよね。
これについて言い合いのケンカになっているパターンを目にしますが、モメた先に得られることなど一つとしてありません。
『傷があります』と記載しておいて『傷があるんですけど』と言われ悪い評価を付けられるのであれば、もはやそれは仕方のないことなのではないでしょうか。
悩んだり怒ったりする意味すら、感じません。
落札者として出来ることは、写真のみに捉われず商品詳細や注意点を読むべきかと思います。また、不安であれば質問しても良いですよね。ただ、質問逃げは印象が悪いです。理由としては、要望に合わせて出品者が準備することもあるからです。
感覚的な解決策としては、評価は気にしないことです。
評価というシステム自体に長所も短所も存在しますから、長所だけ見ることです。
数字として傷が付いても気にしないこと。別に評価が高いからといって、収入が増えるわけでも売れやすくなるわけでもありませんからね。
アマゾンレビュー
Amazonレビューの意味は、配送を含みません。
純粋に、商品に対してのみを求めています。
これはレビュー規約にも記載されているのですが、実際のレビューを見ると『直ぐに届きました』という評価を目にします。
発送する側からすれば、運送会社の都合や地域性もありますし、災害による渋滞もあります。またAmazon倉庫の混み具合もありますし、個人発送でも集荷の曜日やシステムの優先順位もあるでしょう。それについては商品欄に『発送目安』が記載されているので読めば分かりますが、まぁ読みませんよね(・ε・)
それはさて置き、レビューの見方です。
感心するのは、買ったらおしまいなはずなのに、わざわざ後に買う人の為にレビューを残すことなんですよね。これは人間本来の『善意』だと感じます。
一番ありがたいのは、他の機器との相互性ですね。また写真に写っていない部分を撮影してくれたりすると、本当に助かります。わりと出品側はやっつけ仕事だったりするので、もっとちゃんとやれば売れるのになぁと思うこともしばしばですね。
無駄を感じるレビュー。
これはちょっとと思うのは『思っていたより大きい』とかサイズ表を読まずに購入し、悪い評価を付ける迷惑な人です。
Amazonのレビューパトロールは優秀なはずなんですけど、こういうのは外せないんでしょうかね? Amazonの場合はレビュー評価も上位表示の要素となりますから、ライバルを蹴落とす為に、悪用する人がいるのも事実です。
あと『まだ使っていませんが』で始まるレビューもどうかと思います。
単純に使用感が聞きたいんですけどね(・ε・)
ところで、悪いレビューを読むと分かることがあります。
星の数で分類されていますが、星一つは大体壊れて届いたというものです。
これがあまりにも多い場合は、大陸製の粗悪工場商品だと思って下さい。
スマホのケーブルなどは、安価な商品は通電すらしないものもあります。
目を向けるべきなのは、星3〜4ぐらいのレビューです。
レビューは星5つが良いに決まっていますが、それでも少し下げている人の中には真剣に向き合っている方もいます。
『総合的には良いんだけど、ここだけが残念』という意見ですね。結構的確だなぁと思うものから『それはあんたの都合でしょ?』と思うものまで様々です。
その辺りを上手く選別出来れば、まず失敗はないかと思います。
まとめ
余談ですが、以前読んだレビューの中に、その人の恋愛と結婚と人生感みたいなものが含まれており、笑いました(=^▽^=)
商品を購入する際、レビューは勿論、商品紹介ブログやYouTubeも参考にしています。その情報を元に、全てを鵜呑みにはせず、最終的に自分で判断するようにしています。
そしてその商品の素晴らしさを家族にプレゼンし否定され、それでも夜な夜なポチッとしてしまうわけなんですよね。
真夜中に購入される商品って、そんな人生背景があるのだと思います。