アマゾン販売でFBA(プライム)発送を行なっている場合は、倉庫管理となります。
倉庫に無事発送し、反映されれば一安心なのですが、その先には売れない商品への対策が必要になる訳です。これは誰であっても起きる事態です。
これの申請事態はとても簡単なのですが、どうもアマゾンさんは日本語がおかしいように感じてしまいます。これって私だけでしょうか?
なので今回の返送申請で、このように入力したらこうなりましたという例を記事として示したいと思います。
目次
返送・所有権の放棄の理由
一度出品した商品に関して、そのまま売れてくれれば良いのですが、そんなに甘くはありません。特に中国仕入れを行なっている方は、輸出の際に破損したりすることはよくあります。これって日本人の感覚だと、理解に苦しむレベルなんですよね。
そうなると信用問題から、パートナー出品となる訳でしょう。
理由はともかく、倉庫審査でストップが掛かったり返品された商品は『販売不可』となります。再申請も可能ですが、とりあえず販売者に返送するか捨てるという二択になるのです。また、Amazon倉庫に商品を待機させておくと、当然家賃が掛かります。売れない商品の在庫数を抱えてしまうと、黙って引かれてしまう訳ですから、やはりコントロールが必要になって来るのです。
意外というか勉強になったのは、中国仕入れの方は『所有権の放棄』を選ぶ方が多いようです。考え方として全体を見渡し、労力を掛ける部分を重要視している結果なんですよね。私の場合はついつい、もったいないと思ってしまいがちです。
良くも悪くも、センスでしょうか。
依頼の申請
今回は単純に、倉庫にある商品を返送してもらう方法を記載致します。
・『Top』⇒『在庫』⇒『在庫管理』から商品一覧を表示させます。
・任意の商品の左側のボックスに、チェックを入れて下さい。
・上部の『一括変更』より『返送/所有権の放棄依頼を作成』を選択します。
・すると確認事項が表示されますので、宜しければそのまま進みます。
依頼内容
・今回の目的は『返送か廃棄』なので、下記に習いチェックして下さい。
返送の場合・・・お届け先住所を入力
廃棄・・・所有権の放棄
・以下、返送の場合は住所入力を済ませます。
郵便番号にハイフンを入れないとエラーとなります。
入力した住所を保存する場合は、住所下のボックスにチェックを入れます。
依頼する商品を指定
今回疑問を感じたのがこの項目で、残す数量なのか、返してもらう数量なのかがはっきりと分かりませんでした。マニュアルにも明記はありませんでした。
でも、難しく考えないことですね。
ボックス下に表示されている数字は、現在の在庫数です。
・単純に返してもらいたい数量をボックスに入力しましょう。
この画面は、確定前の確認事項です。
・確認して進みましょう。
これにて終了となります。
在庫数は割と早く反映されますが、返送の出荷作業は1週間から10日と少々時間が掛かります。
手数料について
こちらは送料を含んだ『手数料』です。
激安だと思います。
出品する商品にもよりますが、ある程度高価なもので、スペースを必要とするのであれば、在庫と季節を見ながら、ちょくちょく送る方が賢い場合もあります。
一度ざっくりと、どちらが得か計算してみると良いですよね^_^
FBAから出品者出荷へ切り替える方法
バリエーションがある商品などは売れ筋を『FBA出品』とし、その他は『出品者出荷』とする考え方もあるかと思います。
ルールとして『FBA出品』と『出品者出荷』は併用出来ません。よって返送手続きが完了し、確実に手元に商品がある状態から『出品者出荷』に切り替えます。
『在庫管理』からボックスにチェックを入れ、プルダウンを開きます。
『出品者から出荷』をクリックします。
確認が出るので『変換』で完了です。
FBAではアマゾン任せでしたので、関係なかった部分が次から自分に降り注ぎます。
チェックしなくてはならないのが『出品情報』の『代金引換』欄です。
代引き発送が可能な方でしたら関係ありませんが、運送会社との契約が必要になり成約まで時間も掛かります。もしも見逃して困っている場合は、下記をご覧下さい。
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