写真撮影でLEDライトが必要かと聞かれれば微妙なラインですが、動画にはかなり重宝しそうです。最近では安価で完成された商品も多く販売されているので、知らないでは済まされませんよね。
内容としては『光』ですから技術面では何も変わりませんが、実際に使ってみるとなかなか便利さを感じるのです。良い時代になりましたね^_^
198Bは色温度調節が可能
全灯状態
3200Kと7500Kの2つのダイヤルで調節し、色温度のバランスを取ることが出来ます。
最近のカメラのホワイトバランスは素晴らしいですし、RAW現像での後処理でも調節可能ですが、アイデア次第では活躍してくれそうです。
3200Kのみ
7500Kのみ
デュフェーズパネル装着
かなり明るいので、モデルさんに正面から直射すると可愛そうです。
状況に応じて、コントロールしてあげる配慮が必要です。
198Bのバッテリーについて
背面にバッテリーが装着が可能です。
また、AC-DCアダプターが使用可能です。
注意点として、 AC-DCアダプターとバッテリーや電池の同時使用は出来ません。
必ず、バッテリーや電池を外してからの使用をお願いします。
バッテリーアダプターは、取り外しが可能で交換が出来ます。
・Canon:LP-E6
・Nikon:EN- EL15
・Panasonic:CGR-D16S
・SONY:NP-FH70,NP-FM55H,NP-F550
単三電池6本でも使用出来ます。
エネループも使えます。
この製品の人気の理由は、豊富な電源の種類でしょう。
198Bの装着の自由と付属品
この角度から見ると分かりやすいのですが、ホットシューアダプターを装着出来る箇所が、4辺の全てに切られています。縦でも横でも逆さまでも使えるんですね。
ちなみに画像の足の部分は、付いてきません。
付属品のカメラ側のホットシューアダプターです。
ネジ切りもされているので、三脚へも取付け可能です。
スライド式のデュフェーズパネルは、光を柔らかくしてくれます。
一見意味不明なパーツですが、これはLED液晶パネル自体を連結するものです。
2個買い以上の方用ですね。
198Bの使用目的と工夫
ムービーには便利な商品ですが、実は写真撮影に向いているとは言い切れません。
しかし、フラッシュには出せないボケを演出することは可能なので、使用目的とアイデア次第で重宝しそうです。
私の購入の動機は、ピント合わせでした。
例えば『EOS7D』と『EOS7D2』を同条件で比べた場合、暗闇でのピントの感度が『EOS7D2』が格段に上なのです。
一昔前の一眼レフはボディーにピント合わせ用のライトが装備されている機種がありましたが、性能の向上により省かれてしまいました。
しかし、やはり物理的に無理なシーンもあるのです。
フラッシュを装着していても、ピントが迷ってしまっては意味がありませんからね。
それで実際の光量はストロボで、ピント用にLEDライトを三脚に装着し、必要に応じて照らしたいと思った訳です。
しかし残念なことに、ダイヤル以外のスイッチはありません。
集中したい現場では、結構ON/OFFが手間なんですよね。
現状では、ライトの向きを変えて対応しています。