この機材は何かと言うと、単純にヘッドホンを4つ刺せる分岐アイテムです。
そもそもウォークマンとは、1人の世界を楽しむものかも知れませんが、みんなで共有出来ると、とても便利だったりします。
これから生放送やレコーディングを楽しみたい方、必須です〜(。´▽`) 〜♪
BEHRINGER『HA400』に出来ること
昔からある単純な機材ですが、なかなか素晴らしいので紹介したくなりました。
一般の方はスタジオに入らないので、馴染みは無いと思いますが、ラジオ収録などでは必ず使われている接続方法です。
上記画像で説明すると、一番左の穴が入力ラインで、再生機材と繋ぎます。
そして、その横の4つの穴がヘッドホン端子で、1本が4本になる仕組みです。
それぞれに『ボリュームつまみ』が付いているので、聴く人の好みに合わせて調節出来ます。ちなみに入力信号の大きさは、再生機器のゲインが反映されるタイプで『信号のみ』ではありません。なので、再生機の音量を大きくして『HA400』のゲインで調節しています。
DC電源は、本体に付属されています。
入力は『iPhone』などの端末からでも再生出来ます。
私は必要に応じて『USBマイクアンプ』の背面出力からライン入力しています。
その際の使用ケーブルは『抵抗無し』タイプを選択しました。
音量については、全く問題ありません。
モニターアンプはどんなシーンで使うの?
電車の中などで、恋人達が片耳づつイヤホンを付け、イチャイチャしながら音楽を聴くシーンに直面し、イライラした経験がある方も多いのではないでしょうか。
あれこそが、不便さから感じられる幸せです(o^^o)
しかし嫉妬と同時に『ステレオ音源は左右の音が違うから、お前らは必ず別れる』などとマニア的な見解で呪いを掛ける訳です。
そんな話は置いといて、例えばレコーディングの精度を求めるのであれば、モニター用ヘッドホンを複数用意し『HA400』出力で同時に聞くと、同じ音源に対する基準の評価が出来る環境が揃うことになります。
また『GarageBand』や『Logic』などの音楽作成編集ソフトで、収録されている音源を組み合わせ、最後に歌を入れる際、スピーカーを鳴らすとマイクがそれを拾ってしまい、歌に曲が乗ってしまいます。
なので、ヘッドホンをして空間を無音にした状態で、歌のみを入れるのです。
するとこの空間では、ボーカルとディレクターが、全く同じ音を聞けるのです。
また、簡易型の実況生放送やラジオ収録でも、ゲスト用にモニターチャンネルを用意出来ることになるので、高音質放送が可能となります。