『3D VRゴーグル』の存在は知っていても、単なる『おもちゃ』という評判を聞き、購入までには至っていませんでした。しかし先日、東京ビックサイトで行われた『3D&バーチャル リアリティ展』で衝撃を受け、一度はアマゾンの『ほしいものリスト』から削除していた『バーチャルリアリティ』を購入してしまいました。
3Dより2Dの方が楽しめる
商品紹介の前に、まずは素直な意見を書きます。
まずは、期待と予想を持ってしても、かなり楽しめる商品だと思いました。
金額からも推測出来るように、創りはいって単純ですが構造からすると、安心出来る範囲での高級感は叶っています。
装着感は申し分ありませんので、あとは方向性になります。
結局は『目の前にスマホを吊るして固定する』というシステムなので『眼鏡の装着』と『近視対応』が争点となるはずです。ですから、眼鏡やコンタクトレンズ無しで普通に見える方は、問題なく使えると思います。
ちなみに私はそれほど視力は悪くありませんが、乱視が強いので日常的に眼鏡を掛けています。それで、この製品を装着しようとしたら、やはり眼鏡は非対応でした。
それでも『2D』は普通に観れました。『3D』もいくつか試しましたが、映像の作り方による為なのか、観れる観れないが分かれました。
また、極端に視力の悪い(0.1以下)家族に試してみてもらったところ、裸眼では無理となりました。なので、コンタクトレンズは必須です。
目的として『2D』でも、目の前に大きなモニターがある感じになれば良かったので、とても満足しています。
VR製品紹介
全体像はこんな感じで、スマホを装着して掛けると、それなりに重さは感じます。
基本、寝ながら使用しているので、それほど負担を感じません。
構造は単純で、スマホを置いて蓋を閉めると、上部のスポンジが端末を抑え固定されます。水平ガイドは、画像中央奥に見える2つの長方形アタッチメントがありますが、ここを底面として当てがいます。
このアタッメントは大きさの違うものが、もう一組付属しているので、端末が小さい場合には交換してみて下さい。やはり目線の中央に画面がある方が、違和感を感じず疲れず視聴出来ます。
『iPhone7』の装着例です。
底面から見た写画像です。
かなりシンプルな創りであることが、お分かり頂けるはずです。
商品によっては、製品自体にヘッドホンが付いているものも多いのですが、手持ちのイヤホンを使いたかったので、このタイプを選びました。
スマホの周囲は空洞となっている為、イヤホンコードの取り回しは自由です。これは取り出しやセッティングの際の操作性に影響するので、かなり優秀と言えます。
レンズが2つありますが、実は前後左右に動きます。
この両サイドに付いた、四角いプレートで操作します。
この動きが大きければ大きいほど、幅広い調節が可能になります。
評価の低い製品は、この部分の自由度が狭いというレビューを見掛けました。
ゴーグルの顔との接地面は、自然な装着感を得られるぐらいソフトです。
イヤホンが付属品として、入っていました。
音質については、普通のカナル型といった感じで使えます。
付属の理由は、このボリュームボタンです。
特に『iPhone』での使用では、リモコン(別売り)の操作が制限されています。短いユーチューブ動画を視聴することは、いちいちフロントパネルの開閉を行うことになるので、あまりオススメ出来ません。理想としては、アマゾンの『プライムビデオ』や、ヤフーの『GYAO!』が視聴出来れば最高なのですが、現状ではその方法が見付かりません。
多分、まだ出来ないんでしょうね〜(≧∀≦)