最近、ワードプレスサイトの移管や構築を頻繁に行っています。先日、あとはFTPアップロードしておしまいのタイミングで、サイトが動かなくなりました。しかも、サーバーにあるワードプレス全部だったので、深夜まで掛かり復旧した訳です。
とにかく、知らずにハマって調べて覚えるのが掟なので、今後も頑張って参ります。
接続出来ない症状
ワードプレスを長くやってると、エラーの感じで何となく原因が絞れるようになります。例えば、いきなり落ちるのか、繋がりにくいのかだけでも検証する順番が変わる訳ですね。
さて、今回の症状を並べてみます。
- サイトに繋がったり繋がらなかったりする
- 時間を置くと、普通に動き出すこともある
- エラー表示は出ない
- 同じサーバー内の他のサイトも連動して重くなる
デバックを吐かせ原因を探る
いきなり落ちる訳ではないので、おそらくプラグインが大本では無いように感じました。とにかく管理画面に入れないので『wp-confing.php』の『define('WP_DEBUG', false);』を『define('WP_DEBUG', true);』に書き換える、デバッグモードは使えません。
ならばセオリー通り、FTPからプラグインをリネームしてみました。
するとあら不思議、普通に動き出すではありませんか。
しかしながら経験の無い違和感に包まれ、プラグインの検証実験へと作業は移ります。
そして、全てセットしても動いてしまう訳です。
少し席を離れ戻って来ると、見事に止まっていました。
何じゃこりゃ~となりつつ、エックスサーバーのエラーログを見に行きます。
報告テキストを開くと、画面いっぱいでも表示出来ないほどビッシリと敷き詰まった、美しいデバックが吐かれていました。
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<pre class="lang:default decode:true"> [Mon Apr 10 00:04:05.972920 2019] [proxy_fcgi:error] [pid 354986] [client xx.yy.zz.xx:60598] AH01068: Got bogus version 123</pre> |
記述の後半部分に着目してみると、何やら見慣れないコードが連続していました。
『Xアクセラレータ』バージョン
調べてみると、まさかのサーバー設定が原因でした。
『サーバーパネル』⇒『高速化』⇒『Xアクセラレータ』と進みます。
任意のドメインを選択します。
少し前に、早くなることを願い変更した記憶があります。
しぶしぶ『Ver.1』へと戻します。
PHPプログラムの高速化って、とても魅力なんですけどね。
仕方ないです。
個人的な見解ですが、おそらくテーマとの相性ではなく、プラグインとの干渉だと思っています。
なのでこの経験を機に、プラグインの断捨離をしました。
ちなみにその後サイトは、とても快適に動いてくれています。