物撮りの悩みと言えば『ここに、ちょこっと固定したいけど、抑えてくれるアシスタントがいない』ということでしょう。それを何とかしようとして、機材が増える一方なのですが、それでも、かなり便利なのが『クリップ式』の商品です。
今回はリピート購入した『HCS-23』についてレビューします。
『HCS-23』を選ぶ理由
モノブロックやアンブレラでセットを組んでいる場合、アクセントとして『もう一灯』のハイライトが欲しくなることがあります。
しかし撮影台は既に囲まれており、いちいち動かすのも面倒です。
そこで、気軽にパイプやテーブルにクリップで固定出来る雲台を使います。
ただ、最も心配されるのが機材の落下ですが『HCS-23』は、かなり頑丈です。
相手が弱かったりすると、もしかしたら壊してしまうかも知れません。
雲台部分は目的に応じて交換
クリップについては、類似品の中でも間違いなく優秀です。
そしてこの雲台部分も、しっかりしていて使いやすいと思います。
特に、ストロボやマイクやモニター(7インチ程度)であれば、十分でしょう。
ただ、世の中にはここに一眼レフを付けて『弱過ぎ』と表現するワガママな人もいるので、そんな目的の時は雲台を交換して下さい。
バネの右側にあるネジを緩めれば、交換が可能です。
雲台が変われば、装着の幅も増えるはずです。
一応ですが、クリップ側は使用が終了したら取り外すようにしています。
お子様監視システム
撮影以外にも、使い道はあります。
例えば、子供を監視しつつ別の部屋で仕事をする場合に有効です。
接続はアイデア次第なのですが、セカンドモニターでもサブモニターでも良いので、長めのHDMIで手持ちのビデオカメラと繋ぎます。あとは、カメラを子供の居る部屋にセットするだけです。
ちょっと大げさに思うかも知れませんが、子供は何をするか分からないので『見える化』することで親も安心して作業に集中出来ます。
勿論、これは二次的な使い方なので、監視カメラが目的の方は普通に買って下さい。