Nikon『Fシリーズ』を知らずして、カメラは語れない。日本が世界に誇る、最強のカメラなのだ。
『Fシリーズ』の売りは、何と言っても『丈夫である』ということ。
その時代、多くのカメラマンがスクープを求め戦場へ向かった。それは想像を絶する、過酷で衝撃的な現場だろう。カメラマンの使命は、生きて帰ること。そしてカメラの使命は、壊れないこと。それを見事に実現し、世界に名をはせたのは、我らが『Nikon様』なのだ。
現在では考えられないかも知れないが『Canonって、何ぁに?』
そんな時代も、ありましたとさ^_^
仕様
シャッターの幕速がFの1.5倍・最速1/2000秒・スピードライト同調1/80秒
(Fの実測幕速14.5ミリ秒・F2では公称10ミリ秒)
シャッター速度1/80秒より高速側では連続無段階の中間シャッター
メーカー内20万回のシャッター耐久テスト
セルフタイマーのメカを利用した2~10秒の長時間露光
ミラーの高速駆動化の為にチタンを採用し シャッタータイムラグ短縮を実現
昭和55(1980)年6月 81万6,000台強をもって生産終了