今年もやって来ました\(^o^)/
カメラと写真映像のワールドプレミアショー『シーピープラス2016』が横浜みなとみらいで来週開催されます。
カメラファンには、たまらないイベントですよね。
それでも今回『初めて行く方』や『行きたいけど迷っている方』もいらっしゃると思いますので、分かりやすくご説明したいと思います。
あと行ったことはあるけど、イマイチ見学の仕方が分からないという方も必見です。
目次
ところで『CP+』って何ですか?
『シーピープラス』とはカメラや関連機器の新作発表会です。
それに付随して各メーカーが出店をし、実際に商品に触れてもらったり展示をしたり、イベントとして有名カメラマンのトークショーがあったりと様々なのです。
そうそう、幕張メッセなどで行われる『東京モーターショー』みたいな感じです。
車の場合は近未来的な分野も出ますが、カメラの場合は『今年の新作』がメインです。
そんなイベントを毎年この寒い時期に、4日間で行うわけです。
初日はいつも、企業などの関係者を招待する日となっています。
今年は、2016.2.25(木)〜2.28(日)で行われます。
『みどころ』を教えて下さい
普通ならばここで『最新機種情報』を発表するのでしょうが、そんなことはしません。
興味がある方は『メーカーホームページ』を見た方が早いですし、それ専門のブログが他にもたくさんありそうですからね。
ではそれ以外に何を観るの? となるわけです。
時代を観に行く
さて埼玉県民の僕が、わざわざ横浜まで毎回足を運ぶのには理由があります。
それは『去年と何が変わったのか?』を感じるためです。
コンピューター機器というのは、他の分野のものとは進化のスピードが違います。
僕の感覚だと5〜10倍ぐらいだと認識しています。
だから現在使っている機材は、あっという間に古くなってしまうわけです。
通常の商品は『こっちを立てれば、あっちは立たない』ようなものが多いのですが、デジタル機器は古いものの良さはそのままに、最新技術が乗っかって来るのです。
だから『古いものは新しいものに、絶対に勝てない』分野なのです。
もしも『そんなことない』という方は知らな過ぎなのです。
現在の最先端はどこまで行っているのか?
そんな観点でシーピープラスを見学すると、かなり楽しめます。
周辺機器を見る
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cweb.canon.jp
『写真カメラ』に興味がある方は、出力である『プリンター』を見る必要があります。または現像段階で重要になる『色評価モニター』も知りたいところです。
『ムービーカメラ』であれば『照明類』や『テレビモニター』も合わせて見た方がいいでしょう。『4K・8k』については今ではカメラ側が進み過ぎて、モニターやPCが追い付かない状態でした。その辺りの急速な追い上げも必見です。
美人のモデルさんを観る
『普段は絶対にお目にかかれない』ような『本当に同じ人間なのか?』と疑うような美人モデルさんがいっぱいいます。
ハッキリ言って被写体が超美人だと『腕もカメラも関係ないだろ』という錯覚に陥るほどなのです。なのでこれはカメラ以前の大切な目的にしなくてはなりません。
ちなみに彼女や奥様と一緒に行くと、怒られるかも知れません(/∇\*)
混むのが嫌なんですけど
開催期間が4日間でしかも週末なので、当然ですが混みます。
僕も、混む場所は苦手です(・ε・)
ビックイベント用なので迷うことなく会場へ行くことは可能ですが、中に入るとごった返しています。それでも会場が超巨大なので、場所によって混雑度合いに差があることに気付きます。
ここで見学の仕方について、提案があるのです。
やはり人気は『Canon』と『Nikon』のブースです。
そして注目が集まるのが、この春に発売される新作機です。
これを少しでも触ろうという人の、長蛇の列ができるのです。
しかし、僕は並ぶ気にはなれません。
だってちょこっと触ったぐらいじゃ、何がすごいのかが分かりませんからね。
それに発売されれば買わなくても『ビックカメラさん』や『ヨドバシカメラさん』へ行けばいじくれますからね。
『今すぐ一瞬でも触りたい』とか『待ちきれない』とかじゃないんですよね。
実際カメラって『自分のモノ』にしてちゃんと使わないと、その性能って分からないと思います。もちろん事前に前機種との比較の勉強をして来て、楽しみに来る方もいるのかも知れませんが、あの長蛇の列の中にどれぐらいそんな人がいるでしょうか?
効率化を考えるのであれば、メーカーのコンセプトに注目するべきです。
メーカーコンセプトって何ですか?
一応前提として僕は『Canonユーザー』なので、他メーカーには詳しくありません。
これは昨年の『CP+2015』へ行った方ならばお分かりになると思いますが、キャノンであれば『5Dシリーズ』の新作発表に注目が集まりました。
今までの2000万画素そこそこが、いきなり5000万画素オーバーとなったわけです。
いきなりの倍以上の解像度で、見上げるぐらいの大きな写真が飾られていました。
『大判サイズを35mmで実現した』という意味で、これにはたまげました(≧∀≦)
このような形で、メーカーは目標を決めてメインとなる製品を打ち出して来ます。
その辺はいきなり会場へ行っても、気付けないことが多いです。
旅行で、その土地の歴史を知ってから行くと何倍も楽しめるのと同じですね。
今回の2大メーカーコンセプトは?
キャノンは間違いなくフルサイズの『スポーツカメラ部門』でしょう。
先日『4月下旬発売予定』を発表した『EOS-1DX MarkⅡ』を触ろうと長蛇の列ができるはずです。
そうなれば当然『Nikon』も黙っていません。
ライバル機である『D5』を必ず押してきます。
両者のスポーツ機対決となるわけですが、内容的にはほぼ互角です。
詳細を比べましたが、もはや人間の感覚では分からないレベルです。
メーカーにより企画や表現が違いますが、一つだけ言えることは『どちらもすごいカメラだ』ということぐらいでしょうか。
連写・・・14コマ/秒
常用ISO・・・100〜51200
連写・・・12コマ/秒
(ミラーアップ時14コマ/秒)
常用ISO・・・100〜102400
PENTAXはどうなのさ?
ペンタックスは昔からどっしりと構えて撮る『中判カメラ』に定評があります。
『ペンタックス645』は風景などには最適で、ロングセラーとなりました。
その後、企業買収などで色々ありましたが、未だ根強い人気です。
そんなメーカーがフルサイズの『K-1』を発表するかも知れません。
とにかくファンには、たまらないお話なのです。
追記2016.2.18
とか書いていたら、2016.2.18に『PENTAX K-1』が発表になりましたね。
キャノンの発表ラッシュにぶつけて来るところが良いですね。
これは待ちに待っていた方も多いのではないでしょうか\(^o^)/
その他はどうなのさ?
カメラメーカを支えるのは、何も一眼レフだけではありません。
コンパクトカメラの方が特別ではない分、一般の需要はありそうです。
近年のスマホカメラの性能が向上している中、それでも残り続けるのにはやはり理由があります。Wi-Fiでのデータ転送が主流となる中で、動画についてもその性能が問われるようになりました。
もはや写真とムービーの両方を美しく撮れなければ、認めてもらえない時代なのです。
ユーチューバーやSNS情報発信者にも、注目されています。
周辺機器類は、比較的空いています。
僕はどちらかというと、こっちの方がメインです。
とにかく実物に触れるというのは嬉しい限りです。それに思わぬ出会いもあったりして、スタジオ機材は増える一方です^_^
あと見逃せないのは『レンズメーカー』ですね。
どんどん素晴らしいレンズが世に送り出されて来ています。
現在はクライアントの要望なども考慮して、レンズはなるべく純正にしていますが、ブースを覗くとついつい欲しくなってしまいます。
まとめ
最新機種にこだわる気持ちも分かりますが、今現在所有している機種をちゃんと知り、その上でこういったイベントを見学すると、とても勉強になります。
自分は今『何を持っていて、何が足らないか』を再認識し、今後の機材に対しての設計プランを明確にするヒントが隠されているのだと考えています。
ただ単純に人の集まる場所に押し寄せるのではなく『どんな理由で魅力を生み出しているのか』や『今後のカメラ業界はどのような進化をするのか』などを考え、年を増すごとのメーカーのステップアップの足跡が確認できたら、わざわざ会場へ足を運ぶ意味があるのだと思います。
何れにしても、最新作には期待してしまいます。
もうすぐですね〜。楽しみです\(^o^)/
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