アメリカの大統領選挙運動については、疑問で溢れています。
これはメディア報道の視点もあるのかも知れませんが、私が国民であれば対する候補者の欠点をほじくり出し、批判し合うスタイルを受け入れることが出来ません。
日々報道される演説は更に白熱し、支持者もまた乗せられているように思います。
あれは国全体の傾向なのでしょうか。それとも演出でしょうか。
4年に一度のワールドカップサッカーになると現れる『サッカーに詳しいので熱く語ります』みたいな人と、同レベルに思えてならないのです。
国民は何を求めているのか?
そもそも、あのような人が国の代表になったら、正直不安です。
それこそ軽々しく、戦争でも始めるのではないでしょうか。
パフォーマンスとされていますが、人を否定することで自分の正しさをアピールするというのは、ジャイアン以下ではないかと思うのです。
現状の日本で総理大臣がマイクを握り締め、独壇場で汚い言葉を連発している姿は想像出来ません。しかし日本は、常にアメリカをお手本にして来ました。
法律や経済は当然のこと、考えやファッション、音楽などの風俗へも尊敬があります。
それには戦争で勝った国を占領するのではなく、生かすという決断ができる素晴らしい国家だからでしょう。
しかし、世界一の国と誰もが認める米国の国民が、もしあのやり取りを受け入れているのだとすれば、その気持ちは全く理解出来ません。
日本の未来について
先に述べたように、日本はアメリカをお手本にしています。
そして現在のアメリカでの常識は、やがて日本でも常識となるはずです。
それについては、過去を振り返ればそんな気がして来るはずです。
もちろん国土も人口も違いますから、全てが同じとはなりませんが、向かう方向が同じになるはずです。日本のメディアも、あの状態を面白おかしく発信しているわけですから、そうなる日も近いのかも知れません。
米国の未来について
米国大統領の任期は4年で2期までですよね。
何も無ければ、8年間同じ方向へ進むわけです。
今後のアメリカ経済は、確実に伸びるとされています。
理由は絶対的な若年層の人口の増加です。これに匹敵するような数字は他国には見られないので、経済効果は間違いないはずです。
豊かになることは素晴らしいはずですが、気持ちの向かう方向にやや不安が残ります。
お金は人の気持ちを簡単に変えてしまいますから、人間性の伴わない人に主導権があると、かえって危険だと思います。
この先、重大なトラブルが起こらないことを願います。