ワードプレスの難しさは、バージョンアップによる更新のバグです。大元がやればプラグインも対応せざるを得ない訳で、作ってサヨナラは通用しません。
まぁ、それは高度なプログラミングの話なので分かりませんが、気が付いたら動かなくなっている部分があったりします。今回は標準装備であるメディアの『ギャラリー』が動かなくなったので、解決記録として経緯を記載致します。
一瞬表示されページごと閉じる症状
ギャラリーとは写真一覧機能で、サムネイル画像をクリックすると大きく表示され、スライドショーも楽しめます。
今までは普通に機能していましたが、久しぶりに触ってみたら一瞬表示された後、ページごと落ちたり、元の画面に戻ったりしてしまいました。
追っかけ調査すると、通常表示されるものとされないものが見付かりました。
原因は『リンク先』設定
作った(作る)ギャラリーを選択し、編集マークをクリックします。
右カラムの『ギャラリーの設定』を見てみましょう。
『リンク先』が『メディアファイ』になっていたので『なし』へ変更。
そのまま変更保存し、記事自体も更新して下さい。
すると表示速度が早くなり、スライドも問題なく動くようになりました。
追記:その後テーマ変更をして気付いたら次の画像へ進めるボタンが表示されなくなりました。
これが、何のバージョンによる干渉なのかは不明です。
『FancyBox for WordPress』反省ポイント
『なんだ、そんなことか』と思ってしまうかも知れませんが、今回の事態には流れがあるので、しっかりと反省しなくてはなりません。
通常、一枚の写真でのリンク先設定を見てみましょう。
・添付ファイルのページ・・・ブログ記事内に画像表示
・メディアファイル・・・ブラウザに画像表示
・なし・・・クリックに反応しない
このようになるので『FancyBox for WordPress』など、画像浮き出し表示効果のあるプラグインを使ったりするのです。設定は『メディアファイル』で適応になります。
しかし一覧表示の『ギャラリー設定』の場合『メディアファイル』を選ぶとエラーになってしまうのです。今までは通常表示されていたので、どこかのタイミングで仕様変更があったのでしょう。
ポップアップ表示のプラグインは、干渉エラーが多いことで有名ですが、それは実際に直面してみないと分からないので、都度、対応するしかないようですね。