マックで『RAW』データを現像するようになってから、早何年でしょうか。先日、いつものように『Lightroom』で撮影データを読み込んだ際、サムネイル一覧が鮮やかなカラフルになりました。
テクニカルなストロボ技術に見えますが、正真正銘のデータ破損です。
初めて出くわしたのでビックリしましたが、画像は死んでなかったので、その経緯を残します。
カラフル劇場
とりあえず、なかなか撮れる写真じゃないので、芸術作品として観て下さい。
とても、斬新な色使いです。
ラジオスレーブが壊れて、シャッターとストロボ同調がズレた時のような写りです。
奇跡の一枚が生まれる瞬間かも知れません!!
実に、アートですなぁ。
動きのある流れが絶妙です。
『.jpg』は生きていた
こちらは、動画撮影の切り出しです。
さすがにこれは、美しいとは言えませんね。
とりあえず、常にダブルスロット同時記録撮影をしているので『RAW』が破損しても『jpg』が残ります。
だから、それほど心配はしませんでした。
しかし、動画が主であればヤバさ100%ですよね(ー'`ー ; )
状況は、ライトルームへ取り込んだ際、通常表示され、少し時間が過ぎた後、ホラー映画のワンシーンのような感じで崩れて行きました。この後、液晶から『貞子さんが登場したらどうしよう』と不安になりました。
それで、調べてみると全て破損ではありませんでした。
また、同時取り込みした『.jpg』は無傷でした。
犯人は『転送エラー』
カメラから、元データを確認すると問題無く再生されました。
同じ『カードリーダー』で、WindowsPCへ取り込んでみるとセーフ。
一安心です^_^
これで故障では無く『相互性』か『一時的エラー』というところまで絞れて来ました。
相互性を考慮し『カードリーダー』を別製品にチェンジしたら、エラーは起こらなくなりました。
元データは絶対に消さないで
可能性として『バージョン』か『ケーブル世代』かも知れません。
とにかく、元データに異常はありませんでした。
状況にもよりますが、一番マズイのは『撮り直そう』となり、データを消してしまうことです。
こういう時は、カードを変えるなどして検証しましょう。
撮り直すより早いですから。
とにかく、絶対にデータは消さないで下さい。
追っかけ調査をしてみると『Mac特有』もしくは『Macで発生率の高い現象』のようです。
Mac使いの方、知識として知っていても損はありませんよね。