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Excel:バラバラに入力した特定商品ごとの合計を表示させたい

雪景色,電車

エクセルで、ちょっとした関数の入力は面倒なので、ついつい手動で計算してしまうことがあります。しかし、やり方次第では一気に作業が片付くことがありますので、参考程度に記載致します。

関数では解決しなかったこと

_2017-03-03-11.13.58

まず何がしたかったのかと言うと、上から順に『商品』と『数』が入力され、それを元に金額が計算されて行く表がありました。

それで『りんごの合計は、現在いくつ?』と聞かれた時、個別に数えるしかありませんでした。それで関数を使うことにしたのです。

=COUNTIF(A1:A10,"*りんご*")

上記は『りんご』というキーワードが『A欄』にいくつあるかを数える関数です。
しかしこれだと『数』の部分は反映させられません。

きっと、両方を連動させる関数があるのかも知れませんが、そこまでの能力はないので、別の方法を考えることにしました。

『ソート』して『集計』する

_2017-03-03-11.15.17

まずはバラバラの商品を、名前順に『ソート』してみましょう。

今回は極力単純にしたいので、上記『A・B・C』の項目に絞ります。
目的は『りんごの合計が、いくつなのか?』です。

では、セルを複数選択します。
項目(商品・数・単価などの部分)も選択に含めて下さい。

_2017-03-03-11.14.22

『データ』⇒『並び替え』を選択します。

_2017-03-03-11.16.02

ここで、並び替える基準を決めます。
今回優先したいのは『商品』です。

『列』から『商品』を選択し『OK』をクリックします。

_2017-03-03-11.16.22

無事にソートが完了し、あいうえお順になりました。

_2017-03-03-11.16.45

続いて『データ』⇒『集計』を選択します。

_2017-03-03-11.25.17

『商品』を基準とした『合計』を出したいので、上記のようにチエックします。

※ 後でこの画面に戻り『すべて削除』をクリックすると、表を元に戻せます。

_2017-03-03-11.28.34

分かりやすいように、追加された項目に色を付けました。

これで『りんごの合計』がいくつなのか、一目瞭然です。
ちなみに『総計』は『計の合計』です。

やり方はそれぞれですが、私はいつも『合計の数字』を確認したら『保存せずに終了』するようにしています。

集計結果がおかしい時の確認点

ちゃんと指示を出したのに、上手く反映されないことがありハマりました。
それで調べてみると、セル表記の種類が間違っていました。

_2017-03-03-11.08.27

セルの左に『ビックリマーク』が付いています。
これは、何かしら問題があると表示されます。

そして、原因も表示してくれるのでありがたいです。今回は『数字』が『文字』として認識されており、計算が出来ないとのことでした。

列自体を選択し『セルの書式設定』から『会計』としました。
すると無事に計算処理がされました\(^o^)/

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