2016年9月15日、キャノンは『デュアルピクセルCMOS AF』採用の高精細EVFを内蔵したミラーレスカメラ『EOS M5』を発表しました。
発売は、2016年11月下旬です。
内容を見てみると驚かされることばかりです。
これだけの新常識をギュッと小さなボデーに詰め込んでいるわけですから、連れて行かない訳にはいかない存在になりそうです。
最も向いているのは、旅行でしょうか。
訪れた先で瞬時に撮影出来たら、旅はもっと楽しくなるはずですね。
まさかのファインダー搭載
我慢出来ないので先に結論を言ってしまいますが、最も衝撃を受けたのは『ミラーレスなのにファインダーが付いている』という事実です。個人的な見解ではありますが、覗かずに撮るというスタイルには疑問を感じていた訳で、原点に帰ることでそもそもの目的である質が向上すると思うのです。勿論、ミラーレスの特徴である液晶撮影もタッチパネルが更に進化し、より直感的な操作が確立されており、またバリアングルなので様々な用途に対応しています。
EF-Mレンズ
内容は最新の技術が詰め込まれていますが、ボディーの小型化を図る為に、特殊部門である『EF-M』というレンズ企画を採用しています。勿論、従来の『EF-S』レンズマウントと相互性を持たせる為のアダプターもありますが、このサイズ感を生かすのであれば『EF-M』で撮るべきかと勝手に思っています。
レンズのラインナップは、どれも使いやすそうな基本的な長さです。今度発売される『EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM』があれば、全てをカバーしてくれそうです。
『EOS M5』の特徴
今回、ミラーレス部門では初となる『デュアルピクセルCMOS AF』が採用となりました。超簡単に説明すると、オートフォーカス(自動ピント合わせ)の性能が格段に上がったということです。流れでいうと『EOS 70D』辺りに、格段に向上したオートフォーカス性能が、更に磨かれミラーレスにも採用出来る技術になったということです。これ以上知ったとしても、何の特になりません(≧∀≦)
続いて有効画素数は、約2,420万です。
この辺りの数字は、最近の機種の主流となっているので、Canonが出した答えがここに現れているのだと思っています。
実際にファインダーを覗かないと何とも言えませんが、スナップはこれで良いと思います。シャッタースピードなども向上しており、もはやミラーレスの域を完全に超えてしまいました。コンデジだとちょっとという部分を、完全にカバーしています。
無理を承知で言わせてもらうのであれば、ズームレンズに固定F値が無いということでしょうか。当然小さいので無理かと思いますが、やはり条件の悪い撮影では不利になります。特に旅行先って、そんなシーンが多いように思います。でもその分ISO感度と解像度が向上している訳ですからね。
やはり女子は『OLYMPUS PEN』が良いでしょうけど、これは売れるかもしれませんね。
勿論、私も欲しいと思います。