普通に考えると、ローアングルには限界があります。三脚を限界まで広げてもセンターポールや、そもそも雲台の高さが原因となり、地を這うようなアングルにはなりません。また、専用に開発された商品もいくつかありますが、大きかったり重かったり角度調節に問題があったりと、正直あまり良いのがありません。
だったら、作っちゃおうとなるわけです\(^o^)/
4つのパーツ構成
これは知人から教えてもらったやり方ですが、それでもまだ改善されない問題があったので、更に改良を加えてみました。上記画像が手を加える前です。実際シーンによってはこれで十分なのですが、更に自由を求めたものが、記事トップの画像になります。
まずは、上記画像の組合せから説明します。
Manfrotto アクセサリー ミニクランプ 386BC
RAM MOUNTS(ラムマウント) カメラマウント(ベース無) RAP-B-379U-252025
RAM MOUNTS(ラムマウント) ショートアーム(約6cm) RAM-B-201U-A
【RAMマウントシリーズ】 カメラホルダ(プレート付) RAM-B-202AU
この4つのパーツを組み合わせだけなので簡単です。オートバイのハンドルや車内にカメラを固定する方向で開発されているパーツのようですが、操作性や安定感が抜群なので我スタジオにも転がっています。
特にトップや背面からのライティングには、その軽さからかなり重宝しています。
とにかく携帯製が良いので、カメラバックやザックに忍ばせておくと、いざという時に役にたちます。
装着例
装着例として、縦位置だと申し分のない使い勝手。
しかし横位置だと、カメラ一つ分位高くなってしまします。上記画像からの改善点として、三脚クランプの三つ目の上に固定してありますが、一段目を少し出せばもう少し下に行けます。
もう一点はカメラの向きを左に振ってやると、カメラと三脚の干渉が抑えられ、ジョイントをもう少し下に振ることが可能となります。しかし、液晶が見にくくなったり操作性に影響したりと、状況や地形に柔軟に対応することが出来ない場合もあります。
そこで、パーツを2つ足してみました。
追加パーツ
RAM MOUNTS(ラムマウント) 標準アーム(約9.5cm) RAM-B-201U
【RAMマウントシリーズ】 ダブルボールジョイント RAM-B-230U
クランプの耐荷重量は4kgなので、多少のワガママは聞いてくれそうです。
パーツは素晴らしいですが、ハッキリ言ってお値段は高いです。
『安かろう悪かろう』の逆ですから、ここは思い切りが大切です( ̄ー+ ̄)
横位置もバッチリ安定
すると、このアングルと安定感が手に入ります。
取り回しも最高です\(^o^)/
時々、カメラを地面に置いて撮影しますが、どうしてもノーファインダーとなってしまい、更にワイドでパンフォーカスとなるので、もうちょっと面白くならないかなぁと思うことも多いです。
もちろん手持ちで撮れれば自由度が高まり、面白い画になるとは思うんですけど、三脚があった方が正確にスピーディーにこなせる場面も多いので、こういった道具の研究は今後も継続して行きたいと思っています。