このレンズは正に万能です。
ズームの振り幅もそこそこながらマクロまで撮れちゃう優れもの。
旅行へ持って行くなら、最高の一本ですね。
欲しい領域
描写もそこそこで重量も軽めなので、きっと愛用者も多い事でしょう。
でも 良い事ばかりではありません。
ちゃんと欠点もあります。
あっ、でも長所も短所も全てのレンズにあるものですからね。だから悪いという意味ではありません。もしもこのレンズのF値が、2.8固定だとしたら、きっとバカ売れしていたことでしょうね。
でもそれを叶えたら、かなりの重さになっているはずです。なので小型化を売りにしたAPS-Cには不向きな提案なのでしょう。
以前紹介した『17-50mm F2.8』とは対照的な仕上がりになっています。
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SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM
レンズで一番悩むのが『標準ズーム』です。きっと装着している時間が一番長いという方が、多いのではないでしょうか。だからこそ ...
・明るさを手に入れる為に、その他を諦めたモデル。
・明るさを諦め、その他を手に入れたモデル
数字が似ているので同類と思われがちですが、実は正反対なんですよね。だから最終的に写真の仕上がりに差が出て来ます。正直、お仕事撮影では出番はありません。
遊びか仕事かでいうと、遊びの領域かも知れません。
でもそれが長所にもなります。ホームランしか打てない選手と、打って走って守れる選手と監督であるあなたは、どちらを使いたいでしょうか。
仕様
レンズ構成 14群16枚
画角(SD1) 79.7 - 22.9°
絞り羽根枚数 7枚(円形絞り)
最小絞り(W端) F22
最短撮影距離 22cm
最大倍率 1:2.8
フィルターサイズ Ø72mm
最大径 × 全長 Ø79mm x 82.0mm
質量 465g