レンズで一番悩むのが『標準ズーム』です。きっと装着している時間が一番長いという方が、多いのではないでしょうか。だからこそ、こだわって選びたいのです。『標準』という言葉が使われているので、あたかも標準なんだろうと察すると思いますが、やっぱりそこにも方向性というものがあります。
APS-C界の24-70mm
ちなみに我家には標準ズームは10本ほどございまして、時代と共に悩み続けた結果なのだと痛感しております。それでも今回どうしても手に入れたかったのが、これなんですよね。今まではどうしてもズーム幅を優先させていたので、こういった贅沢品(ある意味)には手が出せませんでした。
フルサイズでは解決していた悩みですが、APS-Cで明るいレンズ、F値は固定でという条件です。
使ってみると、これがなかなか良い感じです。
映りも良く、フットワークが抜群。これなら動きのある現場でも活躍してくれそうです。タムロンにも同タイプがありますが、シグマの方が口径が大きい(77mm)なのでこちらを選びました。
満足ですねぇ、これで撮れなかったら、腕が足りないという事です。
ただ前提として言っておきますが、純正品のオートフォーカスや周辺画質には到底及びません。同等のスペックでお値段が1/2〜1/3ですからね。
その辺りは予めご理解頂きたいと思います。
仕様
レンズ構成 13群17枚
画角(SD1) 79.7 - 31.7°
絞り羽根枚数 7枚(円形絞り)
最小絞り F22
最短撮影距離 28cm
最大倍率 1:5
フィルターサイズ Ø77mm
最大径 × 全長 Ø83.5mm×91.8mm
質量 565g