『6 × 4.5』の魅力に取りつかれ多用したカメラだったのだが、露出計が動かなくなり修理に出したところ、部品の生産終了という現実を叩き付けられた。
確かに『FUJICA』というブランド自体が既に消滅しており、何とも残念な結果に終わった。
露出計無しに写真が撮れるほど腕があるわけでもなく、現在のオートというものに頼り過ぎていた自分を改めて反省することになった。
それでも『いつかまた中判機で撮影したい』という気持ちは、少しも衰えていない。
仕様
カメラ形式 セミ判蛇腹沈胴式カメラ
画面サイズ 実画面寸法 56×42.5mm
使用フィルム 120(15枚撮り) , 220(30枚撮り)
レンズ EBCフジノンS 75mm F3.4 4群5枚
シャッター コパル#00 メカニカルレンズシャッタ
T・1~1/500 X接点 セルフタイマー付き
距離計及びファインダー 二重像合致式連動距離
連動範囲1m ~∞
採光式ブライトフレーム、パララックス自動補正
倍率 0.63倍 視野率 1m;92% ∞;90%
基線長 39.5mm(有効基線長 24.9mm)
LED 3点露光レベル表示
露出機構 外光式マニュアル測光(LED3点定点合わせ)
測光範囲 EV 3.5 ~ 18(ISO 100)
受光部;ファインダー内部に内蔵 GPD受光素子
電源;LR44 × 2
電源スイッチ;シャッターボタン半押しによるスイッチON
フィルム巻き上げ 上部レバー式 184° 一回巻き上げ(予備角28°)
シヤッターセルフコッキング 120・220切り替え式
寸法・重量 レンズ収納時;H114×W147×D56
撮影時;H114×W147×D122 820g
発売時価格 本体;\99,000 ソフトケース;\2,500
別売付属品 レンズフード