安価で高性能なレンズを『撒き餌レンズ』と呼びますよね。キヤノンの『50mm F1.8』は昔から定番ですが、『STM』の時代になったので購入してみました。
レンズの外観
軽くて小さくて高性能なので、持っていて損はありません。
普段はF2.8の標準ズーム域を使用していますが、単焦点はいつの時も憧れであります。
50mmの高いレンズって、すごいとは思いますが、買うまでは至りません。
ボケ具合を比べても、正直そこまで違うかと言えば、それも好みなので。
ピントリングを回すと、せり出して来る構造です。
フードは別売りですが、付けるとかっこいいはず。
テスト撮影
とりあえず、絞ると抜群の描写力です。
単焦点ですからね。
なので今回は、ポートレートを意識して解放方向でテストしてみました。
とは言っても、F1.8ではピントが不安定になります。
だって、ファインダーの中の小さな四角の中にも幅がありますからね。
よって『F3.5・ISO200』を基準とし、編集無しの撮って出しと致します。
カメラはフルサイズ機の『5DⅡ』を使用しました。
左が原画、右がピント部分のクローズアップです。
最短焦点距離は『35cm』と前モデルよりも、10cm短くなりました。
印象としては、とても扱いやすく、期待通りの描写力だと感じます。
特に、文句の付けようがありませんでした。
単焦点を生かし、動画撮影にも便利かと思います。