一眼レフ外付けマイクのホワイトノイズ問題は、ほぼ解決されたと認識しています。勿論、細かい部分を指摘すればキリはありませんが、とにかく普通に装着してそれなりに録れれば良いと思っています。
今まで様々なマイクを使って来ましたが、ついに激安カメラマイクに手を出したのでレビュー致します。
音声テスト
『Emiral MIC-07PRO』のテスト動画です。
ホワイトノイズは発生しますが許容範囲であり、問題無く使えます。
切替スイッチは、それほど大きな違いは感じませんでした。
ホットシューに乗せる前提
前提として音質に、とことんこだわるのであれば、フィールドレコーダーで別録音すべきです。最大の理由は、機材同士が同じマウントに乗っていると、オートフォーカス駆動音がマイクに伝わってしまうからです。
当時、一眼レフ動画は映像のみという印象があり、音声有りきのドキュメンタリー撮影等は、XLR端子搭載のビデオカメラに制限されていました。しかし『STM』のような静音モーター搭載レンズが開発され、機材選択の幅が一気に広がりました。また、機材干渉で起きるホワイトノイズも、カメラボディー側の努力で改善され、3.5mmピンでも安心して使えます。
『Emiral MIC-07PRO』はボディー内バッテリー搭載で、USB充電し長時間の録音にも耐えられます。
当然ではありますが、スイッチを入れ忘れると無音になるので、注意と都度確認必須です。誰もが一度はやってしまうミスで、プラグインパワーを望むのですが、LEDランプで電源確認が出来るのは、とてもありがたいです。
コードクリップを付けてくれている配慮が、うれしいですね。
操作と端子
- 背面の『OUT』端子からカメラのマイクINへ繋ぎます
- 『CHG』は赤点灯が充電中、完了で消灯です
- 『+10dB』スイッチは、増音より遠距離というイメージで使います
- マイク本体から、直接イヤホンで音声が拾えます。
- 『POWER』青点灯で電源オン、赤点灯で残り1時間駆動
- マイククリップを外すとピン端子があり、直接スマホに接続可能
付属品
マイクスポンジが付いています。
装着すると、それっぽく見えます。
こちらは、モフモフバージョン。
暴風効果が上がります。
外撮影では、こちらを付けた方が良いでしょう。
ケーブルは3本付属です。
(左)USB充電
(中)スマホの3芯ピン
(右)マイクジャック2芯ピン
(中)と(右)を間違えると、録音出来ないので注意。
装着すると、こんな感じで素敵です。
レンズはパンケーキの『EF-S24mm F2.8 STM』で相性抜群です。
ワイドレンズであれば、グリップを付け手持ちでも動かなければOK。
歩き撮影はやはり、ジンバルですよね。
『RONIN』は素晴らしい分重いので『ZHIYUN』の『WEEBILL S』をおススメします。