未完成

写真と言葉の未完成な詩集の話 vol.52

ピアス

ピアスの穴が 増えていたので

おじさんは 若い娘に

説教をしてみました

やる気を出す方法

やる気が起きないなら

寝ちゃえばいいのさ

目が覚めた時

何かが 変わっているはず

物語ができるまでの物語 第4話

テーマも決まり

僕は 物語を書き始めた

メインに選んだのは

古いバスの写真

僕の評価の中では

そんなに 高い位置にはなかった作品だったけど

見れば 見るほど

想像力の湧く

一枚になってきたなぁと

今頃になって

思うのでした

振り返ってみると

僕は今までにも

多くの 廃車を撮っていた

ただ 単純に

カッコ良いと 思ったわけで

もちろん 走っていた頃も

素敵だっただろうけど

こうして 役目を終え

そして今も そこに あり続けることに

長い 長い 時間の跡を 感じる

だからこそ 自然と足を止め

シャッターを切るのだろう

書き始めると

意外にも スラスラと進み

実は 原作は

わずか 3時間で完成した

僕の場合 言葉を書く時

頭の中で

ドラマが 上映されるのだ

それを ただ 言葉に置き換えるだけ

伝わりやすいように 分かりやすいように

でも その感覚って 本当に一瞬で

早く 書き留めないと

幻のように 消えてなくなってしまうもの

その 上映が終わってしまうと

僕は ブツブツ 独り言を始める

そして スランプに入り

激しく 落ち込む

その 繰り返しで

アイデアが降りてくるのを

ひたすらに 待つのだ

もしも 他人が その姿を見たら

まさに『変な人だ』

物語ができるまでの物語 第3話

同じ毎日を 暮らしている中で

世界観が

小さくなっている事に

気付くのです

しかし 時にそれを覆す

新しい出会いが あることを

僕は 知っています

『The Flying Black Monkeys』

のメンバーの中で

初めて お話ししたのが

五十嵐あさか さんでした

何事も恐れず

ただ 好きなことに突き進む

そんな イメージを受けました

アーティストだなぁと

ただただ 思うのです

この 物語

テーマの ヒントをくれたのは

彼女でした

僕の持って行った 犬の写真を見て

『この子 殺しちゃいますか?』

あー 斬新

しかも 的を得ている事に

関心するのです

しかし 彼女の世界に染まってたまるか

僕は 必死で 考えました

そして 生まれたのが

この道の物語

僕 がんばりました

五十嵐さん ありがとう

う~

ねぇ

もっと 遊んで

この冬の思い出

積み上げた 思い出は

きっと 僕を

強くさせる

Sippo☆さん 写真展開催のお知らせ

写真仲間の Sippo☆さん

今年も

写真展開催いたしま~す

彼女は 虫をメインに撮っていて

その世界観には いつも

おどろかされるのです

みなさんも 是非

おどろいて下さいね

★2010年3月2日(火)~ 3月7日(日)

渋谷ギャラリー・ル・デコ 6F

AM11:00~PM7:00(最終日はPM5:00迄)

アイデア

ここへ 座り

お弁当を食べながら 考える

そう アイデアは

ここから 生まれる

好きなことを

やっている時って

すごく

良い 顔してるね

春秋

冬になれば 寒いと

文句を言う

夏になれば 暑いと

これまた 文句を言う

そんな あなた

適温が 続けば

きっと

ダメ人間に なりますよ

物語ができるまでの物語 第2話

今回 物語の執筆を

担当することになりましたが

さぁ 困りました

何より 題材がない

テーマがない

そう 全く

ゼロからのスタートなのです

当然と言えば 当然なのですがね

作家の みなさん

尊敬いたします

打合せで まず 思ったのは

今日は 何が何でも

テーマを決めて 帰ろうということでした

家に帰って 一人で悩んでも

きっと 見つからないと思ったわけで

そこで 誰かが

『お酒飲みたいね~っ』

えーっ 昼間っから?

まぁ 場も和むだろうし

それも ありかな

そんな 楽しいムードでスタートしたわけで

当然 話は 脱線

でも ちゃんとみんなを呼び戻してくれるのが

バイオリン奏者の 前田ただし さん

The Flying Black Monkeys

のライブを 見に行った時に

あっ この人が リーダーだなぁと

直ぐに 思ったぐらいでしたから

でも 彼の前には

ピッチャーのビール

そして 面白い事(おやじギャグ)を言って

話の腰を折るのも

この方なのです

物語ができるまでの物語 第1話

物語を 書いています

それは 4月11日(日)

成城ホールで行われる

イベントで発表するための 作品です

じゃあ みなさん

見に来て下さいね~

と言いたいところですが

いやっ それは それで

お願いしたいのですが

この作品を生み出すために

もがいている 僕を

書いてみたくなりました

実は この企画

去年の8月から

すでに 動き始めていました

出会いは

藤沢で行われた ライブ

The Flying Black Monkeys

なぜか フルートの

梅澤敦子 さんが

僕のことを知っていて

それから なんやかんやで

コラボレーションいたしましょうと

いうことになったわけです

音楽との共演

面白そうでしょ

スライドで 写真を写し

そこへ 音楽

そして 物語の朗読

そりゃ 想像しただけで

わくわくしました

そう 実際に とりかかるまでは・・・

僕は小さい頃から

文章にだけは 自信があって

だから

『物語 書けますか?』

の問いに

『書けます!』

と強がったりしました

10月 新宿で開かれた

メンバー 顔合わせ

音楽アーティストが ずらりと並ぶ その席に

僕は 違和感を 感じていました

『あちゃ~ おいら庶民だ』

と言うのも 事前に

メンバーの プロフィールを

読んでみたりして

そしたら 海外で活動とか 住んでたとか

何んとか先生に指導を受けとか

英語と聞けば 死んだふりをする僕

そう 僕はずっと

英語からは 逃げ続けて来た

そう それも 中学生の一学期から

数年前に 付き合いで行った ハワイでも

Can you speak english ?

と聞かれ

No !

と自信を持って答えて

笑われたぐらいだし

ゴルフ場へ行っても

さっぱり 相手の言っている事が分からず

笑ってごまかしたのだ

だから 僕は 英語と聞けば

縮こまってしまうのだ

それに

音楽のことも よく分からない

一曲だけならともかく

長いコンサートを 間違わずに演奏するなんて

さっぱり 理解できない

大体 僕の i-podには

10年 20年前の音楽が 点在する

『まさやんは どんな音楽聞くの?』

そんな 質問には答えられるわけもない

音楽番組を見て

『この人誰?』と言うと

えっ? という顔で見られるのが 怖い

何だか 書いていて

悲しくなりました・・・

(10.02.13)

雨樹一期 写真展のお知らせ(10.02.22~)

良き 友達であり

良き ライバルでもある

雨樹一期 ちゃん

そう思っているのは

僕だけかも知れませんが

まぁ とにかく

写真展をやるのですよ

大阪で

彼は 観覧車写真家

んで 僕は

鉄塔写真家

何度か 一緒に飲みましたが

まぁ 良い人なわけですよ

大阪近い人

是非 行きましょうね~

『Flower Market』

~トイカメラで綴る花の写真展~

開催日:2010年2月22(月)~28(日)

場所:『Bodaiju Cafe'』

〒530-0026 大阪府大阪市北区神山町1-5扇町公園ビル1F

地下鉄堺筋線扇町駅6番出口より梅田方面に徒歩3分

各線梅田・泉の広場より扇町通りを扇町公園に向かって徒歩10分

営業時間 11:00 ~ 21:00

お店の前に市営駐車場あり

真直

光は

真っ直ぐに

曲がることなく

強いということ

何も気にしないで

生きられたなら

私は もっと

自由なのだろうか

何も気にしないで

生きられたなら

誰かを もっと

傷つけてしまうのだろうか

カレー

昨日は カレーでした

だから 今夜も

カレーです

スパイス

からいと つらいは

同じ漢字

からいと つらくて

でも 人によっては

からいと おいしいと言う

なるほど

おいしい思いをするには

多少のつらさは

スパイスなのか

吹雪

美しい景色は

吹雪の中でも

美しい

お帰りなさい

寒い寒い 外回り

電車を乗り継ぎ

やっと帰って来た 我家

ここで 暖まれなかったら

かわいそうですよ~

ねっ 笑顔で

『お帰りなさい』

雪かき

もう・・・

誰か

手伝って

雪面ジェットコースター

ジェットコースター

あの 左コーナー

曲がれる自信が

ありません

深海

深い深い

海の中

僕らは 出会いました

強く願っても

叶わない 想いに

覚えていないけど

みんな こうして

大切に

育てられたんだよね

一枚

特別な日には

特別な写真を

猫の生活

みんな 僕のこと

うらやましいって 言うけれど

猫も それなりに

大変なんだよ

かくれんぼ

そこにいるのは

分っているのに

あぁ

また 見えなくなっちゃった

でぇ~っ

でぇ~っ!

おさかなさん 作家デビュー

僕の写真を

『いいね』って 言ってくれる人がいます

その中に

『写真も良いけど 言葉もねっ』と

言ってくれる人もいるのです

うれしいですね~

なので イベント やります

音楽 写真 物語

この 三つが合わさったら

どんな メロディーを

どんな 色を

奏でることでしょう

富士山

いつもの 場所で

いつもの 撮影

いやっ 富士山は

こんなもんじゃ

ないな

幸せな人

幸せな人って

どんな人?

それはね

幸せを見つけるのが

上手い人だよ

-未完成
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