デジタル一眼レフを先頭に、カメラ業界は確実に進化し良くなっていると思います。ただ、様々なことが出来てしまうので、操ることが難しくなっているのは事実です。
そんな時、ついついフィルム時代が懐かしくなってしまうんですよね(≧∀≦)
ちょっと困るのは、センサーが多過ぎてトラブルがあった時に、原因の発見に時間が掛かることです。その中でも、本当に困るのはピントトラブルです。完全なる解決になるかは分かりませんが、知っておいて損はないと思うので、興味のある方は読んでみて下さいね。
知らなかった接点トラブル
スピードライトを使用していれば、接点トラブルを経験した方も多いと思います。
一番多いのは『E-TTL』にならず『TTL』表示になってしまうことでしょうか。
これについてキャノンへ聞いてみましたが『接点クリーニング』という回答でした。
脱着の多い部分ですから、仕方ないですかね。
さて、その接点トラブルですが最近『ボディー』と『レンズ』の間で多く発生しているという報告があります。
私も経験しましたが、購入後直ぐに『シャッターが切れなくなる』とう事態に陥りました。仕事ではなくプライベートでしたので、とりあえず思い当たる制御スイッチを一つずつ確認しましたが、正常でした。
結局、レンズを外し付け直したら正常動作となりました。
その後も同様の症状は出ず安定していましたし、何より性能が素晴らしいカメラなので、満足して使っていました。
次に、忘れた頃に起きたトラブルは、なぜか微妙にピントがズレるという症状です。
ピントトラブルは、完全に合わなければ機械を疑うのですが、微妙だと自分を疑ったりするのです。結局これも接点トラブルだったようで、付け直したら治りました。
今回は動かない部分が無かったので、最悪入院かと思ったほどです。
調整には2週間ほど掛かりますから、スケジュール的にも厳しいのです。
しかし全ての致命的なトラブルの原因は『接点』の可能性があることが分かったので、今後何かあれば『まず脱着をしてみる』という方法が身に付き、逆に良かったのだと思っています。
進化したAF機能が複雑過ぎる
カメラを買い替えたら、一通りマニュアルに目を通す派です。
しかし、毎度その厚みは増すばかりなので、試しに『7D』と『7D2』の説明書の厚さを測ってみました。
7D・・・1cm
7D2・・・1.6cm
厚過ぎです(-_-メ)
とりあえずダイレクトプリントや、色調補正などのカメラ側からは絶対に使わない機能も多いですが、それでも一項目の幅は確実に広がっています。
『7D2』の魅力は何と言っても、オートフォーカスの進化です。
今まで不可能とされていた動体が、簡単に撮れるわけですから、ものすごいのです。
しかしその反面、設定が複雑になってしまいました。
フォーカスポイント
詳細は、マニュアルにもHPにもあるので記載しません。
フォーカスポイントだけでも7種類ありますが、はっきり言って多過ぎです(≧∀≦)
今後は、半分ぐらいにして頂けると助かります。
ここでポイントがあるのですが、メーカーHPを読んで全てを理解しようとするのは間違いなのです。
なぜかと言うと、商品を買ってもらう為の宣伝媒体なので不利なことは極力書きません。例えば『スポット1点』ですが、実は動体には弱いのです。
これは真面目な方が、置きピン的な使い方をすると裏目に出るということです。
結果、動体は真ん中の『領域拡大〜ゾーン』ぐらいの方が精度が高いわけです。
残念ですが、職人気質はいらなくなりました。
AIサーボ
こちらも多いので、今後は少なくして頂きたいのですが『Case1』の性能は少々疑問の残る感じとなりました。
個人的に使ってみて良かったのは『Case2』です。
左側にスポーツシーンによる分別があります。
主観ですが、走り回る子供を撮影する時には『Case4』が良さそうだと思いましたが、注意書きに『速度変化の少ない被写体では、ピントが不安定になることがあります』とされているので、悩むわけです。
これは自分好みを見付けるには、苦労しそうです。
メーカーの違い
一眼レフは、かなり普及しています。
しかし『プログラムオート』を使っている方も多いわけですから、ニーズに合わせた設定項目にして頂きたいと考えております。
もちろん、勝手な意見だとも思います<(_ _)>
さて、機能に付いて調べていると、様々な意見が聞こえて来ます。
その中でも『Canonのオートフォーカスは使い物にならない』という意見もありますが、実際はNikonと比べてもそれほど差を感じません。
一応スピードはCanonで精度はNikonと言われているようです。
それこそ純正レンズを使った上での意見なのか、それに調整に出したことがあるのかなど、一括でメーカーを否定するほどではないように思うのです。
実際にスポーツシーンでのカメラマンは、キャノンユーザーが多いですからね。
結局は撮影テストをやれば、はっきりするはずですね。
当然ですがテストはテストですから、本番でやってはいけません^_^