何でもそうなんですけど、興味のあることが見付かったら、とにかく情報収集がしたいものですよね。
ネット時代ですから、ネット検索で済ませる方も多いかも知れませんが、やはりそれでは情報が足りなかったり片寄ってしまう場合もあります。
そんな時、真っ先に思いつくのは『専門誌』です。
今回は、効率の良いカメラ雑誌の使い方に付いて、書いてみたいと思います。
写真雑誌の仕組み
活字が好きな方は、全部読むのも良いでしょう。
しかしそうでない方は、パラパラと写真だけを眺めているのではないでしょうか。
僕もさすがに全部は読みません(/∇\*)
でもそれって『正解』だと思うのです。
その意味については、後ほど触れて行きます。
そもそも雑誌とは、ほぼ宣伝媒体と言ってもいいでしょう。
モノにもよりますが、ざっくりと書いてみます。
1.表紙(モデルさんと最新機種)
2.大手広告
3.有名写真家の作品(この機種で撮りました)
4.最新機種のご紹介と比較検証
5.写真講座
6.一般投稿コンテスト
7.次回予告
8.広告等
こんな感じに構成されていると思います。
そして『6』以外は必ず広告が絡んでいるのです。
いや、優秀賞の製品プレゼントも広告の一種でしょうか^_^
写真講座は毎年同じ
常に最新機種が出るので、それと絡めた記事になることは絶対ですが、写真を学ぶ講座については、毎年同じことの繰り返しです。例えば日本の美しい四季を題材にしているのは、絶対です。
春・・・桜の撮り方やスポット
夏・・・夏休みのレジャー撮影
秋・・・紅葉の色とPLフィルター
冬・・・雪山からホワイトバランスの説明
表現が悪いですが、一年間買えばあとは毎月購入する必要がないと言えます。
それか『入門誌』を買ってしまえば事足りてしまうのも事実です。
しかし、やはり雑誌には最新情報や目を引く見出しなどが織り込まれているのも確かなので、ついつい読みたくなるんですけどね(/∇\*)
最新情報について
カメラの進化は、想像を絶するものがあります。
とにかくデジタルに関しては度肝を抜かれることもしばしば。
当然去年の常識など、昔話に過ぎないわけです。
もちろんそれは、基本的な部分を知らないと理解できません。
また、パソコンでの現像と繋げて、モニターやプリンターやソフトウェア情報なども興味深いところです。
要はそう言った現在の最先端情報を、触りだけでも知っておいた方が得なのです。
現在所有の機材は、どの位置にいるのかを知ることも大切です。
とにかく掲載写真を分析する
冒頭に『写真を観る』という雑誌の使い方があると書きました。
多くの写真を観てどんな風にして撮られたものなのかを考えるということです。
実はこの方法が、一番早い上達の方法です。
一緒に記載されている『撮影データ』を元に考えるのも良いのですが、実はあれは嘘も多いのです。
それに『なぜ、わざわざそんな撮り方をしたのだろうか?』と疑問を持つデータもありますが、要は分かって撮っていないのです。そんなことを見極めながら『自分ならこう撮る』と思考するのです。
オススメしない雑誌の読み方
雑誌はお金を払って買うので、使い方は自由です。だから特に文句を言うわけではないのですが、ついつい『もったいないなぁ』と思ってしまう人に遭遇します。
それは、最新知識だけを入手する人です。
色々難しいことを話したがるのですが、どうも確信からズレていたり、そもそもの写真知識がないためか、進化の比較ができていなかったりというものです。
まぁ、好きなことは良いと思うのですが、もったいないんですよね〜(・ε・)
色々な雑誌を読んでみる
僕はずっと『CAPA』を読んで来ましたが、時々浮気もします。
やっぱり編集構成やお抱えのカメラマン違いで、観点が変わることもあるのです。
その中でも『女子カメラ』などは面白いと思います。
色使いや表現の勉強にもってこいです。
また王道の『日本カメラ』や『アサヒカメラ』なども正統派の風格に圧倒され、学ぶ事が多いことに気付かされます。とにかく写真で大切なのは『楽しむこと』なので、それを手助けしてくれる刺激やワクワク感を持続させるためのアイテムだと考えています。