デジタル一眼レフは、直ぐに古くなってしまいます。僕の現在のメイン機は『5DⅡ』と『7D』ですから、もはや過去の機種です。
買った時はその性能の素晴らしさに感動するんですけど、良くも悪くも慣れてしまうんですね。勿論まだまだ使えるし優秀ですが、ちょっとした転機が来たら、買い替える時期ということになるのです。
スポーツ型万能カメラ
『7DMarkⅡ』は使用したことはあったのですが、カメラは自分の所有物となると、全然違うものです。やはり借り物では分からない部分がありますよね。
あんまりマニアック過ぎる紹介は嫌いなのでしませんが、とにかくものすごいカメラです。『これで撮れなければ何を使っても無理』だと、はっきり言えます。
『7Dシリーズ』は『1D系』を小型化しやコスパしたものなので、表現はおかしいですが、王者の領域を体験出来るような気がします。こう言ったらいけませんが、過去の『1D』を超えているのかも知れません。
外周りで、ビシバシ使う方にとっては強い味方となると思います。
『7D』の時は『なるほど、なかなかやるじゃないかぁ』という印象でしたが『 7D Mark II』は『何これ? やばくない?!』という感じです。
『1DX』を諦めた理由
あっ『諦めた』とありますが、実際にはいつか買います。後継シリーズになることは間違いありませんが(≧∀≦)
とりあえず、金銭的な部分が大きいのですね。
・7DⅡ・・・15万
・1DX・・・50万
これだけ料金に差があったら、やはり考えてしまいます。『1DX』が素晴らしいことは十分に分かり切っているんですけどね。
もう一つは、今後『フルサイズ』と『APS-C』のどちらで行くのか? とういうことです。被写体にもよるので、どちらとも言えないのですが、レンズとの組み合わせもありますからね。
最近は『APS-C』レンズもかなり優秀なものが出てきているので、どちらを選んでも大丈夫なわけです。
本当は『フルサイズ』で行きたいのですが、最近の現場は『APS-C』の方がやりやすい所が多いので、ひとまずと言った感じです。
他機種との操作性比較
背面の操作ボタン等については『5DMarkⅢ』辺りから変わり始め『1DX』や最新の『5DsR』で定着していますが『7DMarkⅡ』は最新タイプの操作感と言えます。
今までちょっとしたことで切り替わってしまった『モードダイヤル』に『ロックボタン』が付きました。非常に良いです(^o^)
『7D』では拡大の際、シャッター裏の『+−ボタン』操作で、連打が必要でしたが、左手親指に『虫眼鏡ボタン』が追加され、操作方法がダイヤル式に変わったりと、ありがたい進化です。
液晶を見ながらのマニュアル撮影は『AFスイッチ』を切らないと追尾モードになったりと、ツジツマは合っていますがとっさの時に混乱しそうです。
いずれにしても慣れが必要です^_^
贅沢を言えば『7D』との併用で2台持ちすると操作が異なるので、『7D2』は2台欲しいところです。
まぁ、無理ですけど(≧∀≦)
とにかくデザインではなく、操作性重視というのが嬉しい限りですよね。
アピールポイント
カメラにも様々な機種があるように、目的(被写体)に特化した考え方を優先してシリーズ化しているので、当然向き不向きが存在します。
しかし、歴史の中での学びを全て凝縮しているわけですし、攻め続けることで欠点を補っているようにも思うので、もはや欠点らしいものは見付けにくいです。
『APS-C』とはいえ有効画素数は『2020万画素』もあり、ISOは『16000』と、もはや何だか分からない位の数字が出てしまいました。これは映像エンジンの『DIGIC6』のやる気なんでしょうかね〜\(^o^)/
通常のPCだと、厳しい高スペックかも知れません。
長所はいくらでもありますが、やはり大幅に改善された『ピントの追尾機能』だと思います。今までのピントについてはファインダー中心部の性能は優秀でしたが、周辺へ行くに連れ精度は落ちていました。
レンズとの組み合わせで体感は変わると思いますが、ちょっと凄さを感じるレベルになりました。『測光エリア選択モード』がかなり充実しており、シーンに合わせて選ぶことができます。
動画がやばい!
これは『70D』からの流れなのだと思いますが、動画でのオートフォーカスには脱帽です。『スチールだから、ムービーは関係ないもん』と思っていても、これは使わないと損ですね〜。
当たり前ですが、もはや一眼レフは写真を撮るだけの機械ではなくなりました。顔認証機能も入って来ましたので、確実性が増しましたね。
何でも『目の認識』ができるようで、もはやカメラマンは『用済み』と言われている感じです(≧∀≦)
連射がすごい!
僕は連射は、ほとんどしませんが、この機種を使うのであればやってもいいと思ってしまいます。動体に強いカメラですからね。
よく、1秒間に何コマとか言いますけど、もはや関係ないぐらい早いです。
・7DⅡ・・・10コマ
・1DX・・・14コマ
もう少しで『高橋名人』になれそうな数字ですね。
贅沢な悩みですが・・・
これは完全に余談ですが、一昔に比べて取扱説明書が分厚くなりました。
要はそれだけ『機能が増えた』ということです。プログラムモード以外で色々やりたい人には、新たな知識が必要となります。比べてはイケナイんですが銀塩と比較すると、すごいことになっています。
さてさて、ちゃんと性能を発揮させてあげられるように勉強します^_^
早速、ブライダルの現場へ連れて行きましたが、何だか写真が簡単になりました。今まで悩んでいた部分も解消され、また気付いたこともいくつかありました。
これが本当の学びなのでしょうね。ゴールはありませんが(・ε・)
ちなみに、このカメラを全否定する方もいるのですが、おそらく条件の悪い暗い場所で使っているのではないでしょうか。そうなると、暗所に強いソニーしか選択の余地は無いと思います。